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[2010-10-29]
損保料率機構集計10年6月末の自賠責保険・共済成績、保険料(掛金)2850億円、2.5%増
損保料率機構が集計した2010年6月末の自賠責保険・共済成績(速報ベース)によると、内国社、外国社、JA共済、全労済、全自共、交協連トータルで、台数1382万7626台、保険料(掛金)2850億2192万円となった。前年同期比は2.5%増。
このうち、内国社は台数1252万6538台、保険料は前年同期比2.6%増の2609億442万円を計上し、シェアは前年度から0.15ポイントアップして、91.54%となった。
外国社は6万4578台、4.3%減の11億9657万円で、シェアは0.42%と前年度から0.03ポイントダウンした。
AIUが外国社全体の91.82%を占める。この結果、損保合計では1259万1116台、前年同期から2.6%増の2621億99万円となり、全体の91.96%を占めた。
一方、共済は合計で123万6510台で、掛金は1.0%増の229億2093万円となった。シェアは8.04%と前年度から0.12ポイントダウンした。
保険・共済合計に占める内国社のシェアは次のとおり。( )内は前年同期。
▽東京海上日動=22.52(22.16)
▽損保ジャパン=20.09(20.03)
▽三井住友海上=14.75(14.55)
▽あいおい損保=13.85(13.82)
▽日本興亜損保=8.94(8.99)
▽富士火災=3.37(3.58)
▽ニッセイ同和損保=3.09(3.28)
▽日新火災=2.05(2.06)
▽共栄火災=1.90(1.90)
▽朝日火災=0.44(0.47)
▽大同火災=0.27(0.27)
▽セコム損保=0.18(0.19)
▽エース保険=0.04(0.05)
▽セゾン自動車火災=0.03(0.03)
【原付自賠責】
原付自賠責はこのうち81万4503台、保険料(掛金)80億6330万円で、2.8%の減収。自賠責全体に占める割合は2.83%で、前年度より0.15ポイントダウンした。 |
[2010-10-22]
10年8月末の自動車・自賠責保険実績、任意自動車は1.0%増、人身傷害付帯率83.7%に
2010年8月末の自動車・自賠責の実績がまとまった。任意自動車保険(国内14社合計)の8月単月は14社中9社が増収しており、前年に比べて1.
0%増となった。
自賠責保険の保険料の8月末実績は、14社中12社が増収、合計で8.1%増となった。自賠責保険の件数も14社中11社が増収となり、合計で6.2%増。
一方、人身傷害補償保険の付帯率は14社合計で83.7%、対物保険金額無制限の付帯率は89.2%となった。 |
[2010-10-20]
全国生協連、9月の生命・火災共済実績発表、生命共済8万9457人、火災共済1万3828件
全国生協連は、2010年9月の「生命共済」と「火災共済」の加入状況をまとめた。それによると、「生命共済」の当月加入者数は合計で8万9457人となり、この結果、累計加入者数は1510万821人となった。一方、「火災共済」の当月加入件数は1万3828件で、累計287万6596件となった。
【生命共済】
「生命共済」の9月単月の加入者数を会員生協別に見ると、埼玉8837人(同9.88%)、次いで東京が8558人(占率9.57%)、福岡5472人(同6.12%)、千葉5022人(同5.61%)、大阪4878人(同5.45%)、愛知4421人(同4.94%)、静岡3533人(同3.95%)、兵庫3453人(同3.86%)、神奈川3299人(同3.69%)で、この9単組が3000人を超えている。
累計加入者数では、埼玉が233万8107人(占率15.48%)でトップとなり、以下、東京149万1872人(同9.88%)、大阪126万4834人(同8.38%)、千葉108万9872人(同7.22%)、愛知73万5656人(同4.87%)、福岡68万6275人(同4.54%)、兵庫55万459人(同3.65%)、広島52万2598人(同3.46%)、神奈川50万7740人(同3.36%)、静岡48万7644人(同3.23%)と続く。
【火災共済】
「火災共済」の9月単月の加入件数を会員生協別に見ると、埼玉1300件(占率9.40%)、兵庫1137件(同8.22%)、福岡1087件(同7.86%)、東京1054件(同7.62%)、千葉912件(同6.60%)、大阪790件(同5.71%)、神奈川493件(同3.57%)、新潟470件(同3.40%)、静岡408件(同2.95%)、北海道396件(同2.86%)の順になっている。
累計加入件数では、埼玉が36万4625件(占率12.68%)でほかを大きくリード。
以下、東京27万3297件(同9.50%)、大阪25万4933件(同8.86%)、千葉23万191件(同8.00%)、兵庫18万415件(同6.27%)、福岡17万3402件(同6.03%)、神奈川11万3155件(同3.93%)、新潟9万9134件(同3.45%)、茨城8万1269件(同2.83%)、群馬7万8228件(同2.72%)と続く。 |
[2010-10-19]
10年9月末損保一般種目速報成績発表
2010年9月末の損保一般種目9社成績(速報ベース)がまとまった。一般種目合計は収保5456億円、対前年同期から1.4%増となった。
【自動車】
収保は2573億円、1.8%増。9社中6社が増収となった。新車販売台数が増加したことで、新既契約増につながった。一方、単価ダウンの影響で減収となったところもある。
【自賠責】
収保は722億円、0.9%増。新車販売台数の増加で9社中5社が増収となった。
【火災】
収保は911億円、5.3%減。住宅物件の増収や大口契約の大口長期契約の満期更改などの影響で増収したところがあったが、大口契約の満期落ちなどの影響で9社中5社が減収となった。
【新種】
収保は606億円、2.5%増。大口契約のけん引や新規契約などによる影響で増収となったところがあるものの、大口契約更改減や計上ずれの影響により減収となるなど、9社中4社が減収。
【傷害】
収保は428億円、11.2%増。新規好調や個別大口契約の更改増で、9社中8社が増収。
【海上】
収保は213億円、7.6%増。物流出荷増や新規大口契約の増加などにより増収。日新火災は、海上保険からの撤退により減少。 |
[2010-10-18]
オートックワン、9月新車見積依頼月間ランキング発表
オートックワン(株)は10月4日、9月の新車見積依頼月間ランキングベスト20(全国版)を発表した。
同ランキングは、インターネットユーザーが同社の新車見積もりサービスを利用し、見積もりを希望した上位20車種について月単位で集計したもの。
インターネットユーザーの購買プロセスの一環である見積依頼を集計指数としているため、実際の購買希望車種の傾向が表れるデータとなっている。ランキング結果は次のとおり。
▽1位:プリウス(トヨタ)▽2位:フィット(ホンダ)▽3位:エルグランド(日産)▽4位:ヴェルファイア(トヨタ)▽5位:タント(ダイハツ)▽6位:ワゴンR(スズキ)▽7位:スイフト(スズキ)▽8位:ステップワゴン(ホンダ)▽9位:ヴィッツ(トヨタ)▽10位:ヴォクシー(トヨタ)▽11位:ウィッシュ(トヨタ)▽12位:エスティマ(トヨタ)▽13位:アルファード(トヨタ)▽14位:フリード(ホンダ)▽15位:ノア(トヨタ)▽16位:パレット(スズキ)▽17位:マーチ(日産)▽18位:パッソ(トヨタ)▽19位:インサイト(ホンダ)▽20位:セレナ(日産) |
[2010-10-12]
国土交通省、2010年8月の建築着工統計発表
国土交通省がまとめた建築着工統計によると、2010年8月の新設住宅着工数は持家、賃貸、分譲ともに増加し、全体では増加となった。
8月の新設住宅着工戸数は7万1972戸。前年同月比で20.5%増、3カ月連続の増加。新設住宅着工床面積は655万平方メートルで同19.8%増、6カ月連続の増加となった。季節調整済年率換算値では82万9000戸。
持家は2万9036戸で前年同月比15.5%増、10カ月連続の増加。このうち民間資金による持家は2万4704戸で同7.7%増、6カ月ぶりの増加、公的資金による持家は4332戸で同96.6%増、11カ月連続の増加となった。
貸家は2万5892戸、前年同月比16.9%増で21カ月ぶりの増加。このうち民間資金による貸家は2万2515戸で同19.3%増、21カ月ぶりの増加、公的資金による貸家は3377戸で同3.5%増、3カ月ぶりの増加となった。
分譲住宅は1万6588戸で前年同月比35.2%増、6カ月連続の増加。このうちマンションは6617戸で同44.6%増、3カ月連続の増加。一戸建住宅は9919戸で同29.8%増、8カ月連続の増加。
地域別では、首都圏が総戸数で前年同月比19.9%増となった。内訳は持家が同13.9%増、貸家が同20.0%増、分譲住宅が同25.7%増。
中部圏は総戸数で前年同月比10.9%増、うち持家が同16.1%増、貸家が同6.3%減、分譲住宅が同35.2%増。
近畿圏は総戸数で前年同月比25.9%増、うち持家が同12.7%増、貸家が同14.1%増、分譲住宅が同51.6%増。
その他地域は総戸数で前年同月比22.0%増、うち持家が同16.8%増、貸家が同22.8%増、分譲住宅が同42.9%増。
持家、賃貸、分譲ともに増加し、3カ月連続の増加となった。
建築工法別では、プレハブは1万1043戸で先月の減少から再び増加。ツーバイフォーは8544戸で7カ月連続の増加となっている。 |
[2010-10-05]
「損害保険業界に対する消費者の意識調査」を実施し過去3回の調査結果を公表
損保協会(鈴木久仁会長)は、損保業界に対する消費者の意識等を把握し、会員各社の業務品質やサービス向上などにつなげることを目的に、2008年から「損害保険業界に対する消費者の意識調査」を実施しているが、このほど過去3回の調査結果を取りまとめ、9月30日に公表した。
それによると、損保協会と会員会社の信頼回復に向けた各種取り組みにより、「損害保険会社(損害保険業界全体)に対する信頼感」や「損害保険会社に対する満足感」、「損害保険会社の業務品質やサービス向上に向けた各種の取り組みに対する評価」などの項目で、数値上の改善傾向がみられる。同協会では、「これに満足することなく、より一層、消費者から信頼される業界となるよう今後も継続して取り組みを行っていく」としている。
調査結果の概要は次のとおり。
1.損害保険会社(損害保険業界全体)に対する信頼感
「信頼できる」「ある程度信頼できる」と回答した人の割合は、08年9月調査74.5%(763人)、09年3月調査73.3%(750人)、10年3月調査77.6%(2483人)となっている。
2.「契約内容の確認手続き」に対する印象
「必要である」「ある程度必要である」と回答した人の割合は、08年9月調査77.7%(796人)、09年3月調査89.1%(912人)、10年3月調査83.8%(2681人)となっている。
3.損害保険会社に対する満足感
「満足している」「ある程度満足している」と回答した人の割合は、08年9月調査86.9%(599人)、09年3月調査88.8%(690人)、10年3月調査90.3%(2057人)となっている。
※損害保険を自分自身で「契約している」と回答した人のみが対象。
4.損害保険会社の業務品質やサービス向上に向けた各種の取り組みに対する評価
「評価できる」「ある程度評価できる」と回答した人の割合は、08年9月調査30.3%(310人)、09年3月調査44.8%(458人)、10年3月調査66.9%(2143人)となっている。一方、「どちらとも言えない」「評価できない」と回答した人の割合は、減少傾向にある。 |