2020.02.12 ■マニュライフ生命 野村證券で外貨建終身保険新発売、将来の保障をより手厚く[2020年2月3日]
マニュライフ生命は、新商品「無配当外貨建特別終身保険(積立利率変動型)」(ペットネーム:「マニュライフつみたて終身〈外貨建/無告知型〉」)を2月3日から、野村證券㈱を通じて販売開始した。契約後一定期間の死亡保障を抑えることで、将来の保障をより手厚く確保することができ、さらに、積立金額があらかじめ設定した死亡保障額に到達した後は、積立金額の増加に応じて保障も増加していく。積立金の運用は外貨で行うため、海外の金利を活用した効果が期待できる商品となっている。
「マニュライフつみたて終身〈外貨建/無告知型〉」は、契約通貨は米ドルまたは豪ドルのいずれかから選択する。保険金や解約返戻金は、契約通貨で受け取るほか、「円支払特約E型」を付加した場合は円で受け取ることができる。保険期間は、死亡保障を抑えた「第1保険期間」(10年間)と、契約時に定めた基本保険金額が保証される「第2保険期間」に分かれる。第1保険期間中の死亡保険金額は、「基本保険金額に対する月払保険料×経過月数(月払保険料累計額)」となる。積立金額が「基本保険金額に対する月払保険料×経過月数」を超える場合は、積立金額が死亡保険金額。第1保険期間中の死亡保険金額は多くの場合、基本保険金額を下回る。
契約後一定期間の死亡保障を抑えることで、将来の保障をより充実させるようにしており、第2保険期間中に積立金額が基本保険金額以上になった場合の死亡保険金額は、「積立金額×1・01」の金額となり、積立金の増加に応じて保障が充実していく。
加入後も積立利率は市場金利の変動に弾力的に対応し毎月更改し、最低保証もある。2月3日時点で、米ドル・豪ドルともに、積立利率が最低保証積立利率(年1・5%)を下回ることはない。
「無配当年金支払移行特約」を付加した場合は、積立金を年金で受け取ることもでき、保障額の一部を家族のために確保し、残りを契約者自身への年金として受け取ることも可能。「円支払特約E型」を同時に付加すれば円建てで年金を受け取ることもできる。
基本保険金額の最低は、2万米ドル/豪ドル。最高は3億円相当額だが、契約年齢、保険料払込期間などにより異なる。保険料払込方法は月払もしくは年1回払。
付帯サービスとして「メディカルリリーフ(プラス)」がある。
人生100年時代といわれ、高齢化や定年退職年齢の変化に伴ってライフスタイルが多様化する中、万が一への備えを確保しながら、将来に向けて資金を準備できる終身保険商品へのニーズが高まっている。「マニュライフつみたて終身〈外貨建/無告知型〉」は、こうしたニーズに応える終身保険。マニュライフ生命は、自分らしい、これからの生き方を「Life2・0」と名付けており、顧客の「Life2・0」をサポートするため、今後も先進的な商品およびサービスの提供に取り組んでいくとしている。