2020.02.13 ■エヌエヌ生命 エマージェンシープラスで新商品、中小企業経営者の高齢化に対応[2020年]

 エヌエヌ生命は、2017年12月2日から販売している「エマージェンシープラス(無解約返戻金型災害・重度疾病定期保険)」に、保険期間が最大100歳満了まで契約可能な解約返戻金のある二つの定期保険「エマージェンシープラスL(エル)」「エマージェンシープラスLⅡ(エルツー)」をラインアップとして加え、3月2日から販売を開始する。中小企業経営者の高齢化を踏まえたもの。
 「エマージェンシープラスL」の契約年齢は15歳~80歳。「エマージェンシープラスLⅡ」は同15歳~65歳となる。
 保険期間(歳満了)/保険料払込期間は、55歳~最大100歳。
 基準保険金額は、1000万円~1億円(単位:100万円)。
 保険料払込方法は年払、半年払、月払がある。
 保険金は、災害死亡保険金・重度疾病死亡保険金・死亡保険金の3種類があり、支払事由と金額は次の通り。
 災害死亡保険金は基準保険金額の100%を支払う。
 重度疾病死亡保険金は、責任開始の時以後の疾病を直接の原因として、▽急性心筋梗塞を発病しそれを直接の原因として保険期間中に死亡したとき▽脳卒中を発病しそれを直接の原因として保険期間中に死亡したとき―のいずれかに該当したときに、支払削減期間中(契約日より1年)は基準保険金額の50%、支払削減期間経過後(2年目以降)は基準保険金額の100%を支払う。
 死亡保険金は、支払削減期間中(契約日より1年)は基準保険金額の25%、支払削減期間経過後(2年目以降)は基準保険金額の50%を支払う。
 基準保険金額1億円、保険期間(歳満了)/保険料払込期間100歳、保険料払込方法:月払 (口座振替扱)の場合、「エマージェンシープラスL」の保険料は、50歳男性で15万100円、同女性で12万1300円、60歳男性で20万6000円、同女性で16万円となる。
 同条件で「エマージェンシープラスLⅡ」の保険料は、50歳男性で13万4100円、同女性で10万4700円、60歳男性で19万6000円、同女性で14万5600円となる(以上、計算基準日は20年3月2日)。
 17年から販売している「エマージェンシープラス」は3種類の保険金(災害死亡保険金・重度疾病死亡保険金・死亡保険金)を一体化させた保障設計と、高額な保障について三つの告知項目で申し込みができる保険として好評を得ているという。また災害、急性心筋梗塞、脳卒中による死亡リスクに対し、最大1億円までの保障を確保できることから、経営者の「万が一」の際の企業の借入金や運転資金として活用することができる商品となっている。新しく発売する「エマージェンシープラスL」「エマージェンシープラスLⅡ」は、ともに「エマージェンシープラス」の保障内容と同一で、保険期間が最大100歳まで契約可能(エマージェンシープラスは90歳まで)となるもの。同社では、これによって中小企業経営者は、より長期にわたる死亡保障の確保のほか、事業資金の手当てとして解約返戻金を活用することが可能となるとしている