2019.07.18 明治安田生命 「一時金給付型終身医療保険」発売 日帰り入院・外来手術も保障
明治安田生命は8月2日から、「一時金給付型終身医療保険」〈5年ごと配当付終身医療保険(解約返戻金抑制型)[Ⅱ型]〉を販売する。50歳以降で入院するリスクが高まること等を背景に、終身にわたる医療保障へのニーズが高まっていることに加え、入院した場合は入院中の治療費だけでなく、差額ベッド代や食事代、入院前後の通院による治療費などさまざまな費用がかかるため、それらにもまとめて備える必要がある。同社ではこうした要望に応えるため、“人生100年時代の医療保障”として、「保険期間は一生涯」「入院時にはまとまった一時金が受け取れる」ことなどを特徴とした同商品を発売する。
同保険では、入院日数が所定の日数(1、30、60、90、120日)に達したときに、「入院時支援給付金」として基準給付金額を受け取ることができる。1入院最大5回(120日目)、通算100回まで受け取ることができ、退院後30日経過後の入院は、同じ傷病でも新たな入院として一時金を支払うため、入退院を繰り返した場合にも備えることができる。
また、入院中だけでなく、入院を伴わない手術や放射線治療でも給付金を受け取ることができる。公的医療保険制度の給付対象となる手術を受けたとき、「入院時手術給付金」または「外来時手術給付金」として、基準給付金額の50%を支払う。支払い限度は無制限。ただし「外来時手術給付金」は、手術を受けた日の療養に係る診療報酬点数の合計が2000点未満の場合は支払い対象外。公的医療保険制度の給付対象となる放射線治療を受けたときは、「入院時放射線治療給付金」または「外来時放射線治療給付金」として、基準給付金額を支払う。支払い限度に制限はないが、それぞれの給付金につき、施術の部位・内容・種類等を問わず、施術の開始日から60日の間に1回の給付が限度となる。
保険料払込期間満了後に死亡したときは、「死亡給付金」として基準給付金額を支払う。
「先進医療保障特約」を付加した場合、先進医療による療養を受けたときに、先進医療の技術に係る費用と同額の「先進医療給付金」を受け取ることができる(給付金額を通算して2000万円まで)。
所定の身体障害表の第1級の障害状態(高度障害状態)または不慮の事故で180日以内に所定の身体障害表の第2級・第3級の障害状態に該当したときは、その後の保険料の払い込みは不要。
契約年齢範囲は50~90歳(満年齢方式)。保険期間は、主契約が終身、先進医療保障特約は10年(90歳まで更新可能)。
保険料払込期間は、主契約が95歳、先進医療保障特約が10年。
主契約の基準給付金額は、10万・15万・20万円から選択する。保険料払込方法は平準払い(月掛・新半年掛・新年掛)。
告知書扱いのみで加入できる。
保険料例(月掛・口座振替料率)は、先進医療保障特約を付加した場合、50歳・男性で10万円プランが5521円、15万円プランが8196円、20万円プランが1万871円。50歳・女性で10万円プランが4938円、15万円プランが7333円、20万円プランが9728円。
先進医療保障特約を付加しない場合は、50歳・男性で10万円プランが5350円、15万円プランが8025円、20万円プランが1万700円。50歳・女性で10万円プランが4790円、15万円プランが7185円、20万円プランが9580円。
さらに、同保険の被保険者は、もしものときの保障だけでなく、治療・重症化予防に役立つ「明治安田生命セカンドオピニオンサービス」「3大疾病ベストホスピタル紹介サービス」「糖尿病相談・専門医紹介サービス」の他、病気の予防・早期発見等、健康増進に役立つ「みんなの健活サービス」を利用することができる。