2019.10.07 はなさく生命 「はなさく一時金」を販売開始 3大疾病・特定8疾病で一時金

 日本生命グループのはなさく生命は10月1日から、保険ショップを中心とする代理店を通じて、がんをはじめとした3大疾病または特定8疾病になったときに一時金を支払う特定疾病一時給付保険「はなさく一時金」を発売した。3大疾病の保障は一生涯にわたって何度でも一時金で保障し、3大疾病保険料払込免除特約、加入者向けの複数のサービスも設けている。

 「はなさく一時金」の主な特長は、①がんをはじめとする3大疾病または特定8疾病を幅広く保障(上皮内がんを含む3大疾病に加え、慢性腎不全や糖尿病を含む特定8疾病や臓器移植まで幅広く保障)②3大疾病(上皮内がんを含むがん・心疾患・脳血管疾患)の保障は、一生涯にわたって何度でも一時金で保障し、3大疾病以外の特定8疾病は最大5回まで受け取れる(それぞれ年に1回)③3大疾病になったときは以後の保険料の払込みを免除(上皮内がんでも保険料の払込みを免除。急性心筋梗塞や脳卒中だけでなく、心疾患や脳血管疾患を幅広く保障)④セカンドオピニオンや24時間健康相談のサービスが利用できる―の4点。
 同社では、同商品について、「がんや心疾患、脳血管疾患、糖尿病等の生活習慣病は、食生活の乱れや運動不足等の生活習慣により引き起こされることが知られている。生活習慣病は、病気の悪化により重症化する可能性もあり、治療が長期にわたることも珍しくない。こうした背景から、3大疾病・特定8疾病等の治療費や生活費等の経済的負担に終身にわたり備えられる商品を開発した」としている。
 「はなさく一時金」の主契約は、特定疾病一時給付保険(無解約払戻金型)。「3大疾病保障型」では、がん(上皮内がんを含む)、心疾患、脳血管疾患を保障し、「特定8疾病・臓器移植保障型」では、3大疾病に加え、肝硬変、慢性膵炎、慢性腎不全、糖尿病、高血圧性疾患に関する動脈疾患の各疾病と臓器移植を保障する。
 給付金額の型には、初回に基準給付金額の2倍を支払う「初回2倍型」と基準給付金額を支払う「同額型」がある。2回目以降は、1回につき基準給付金額を支払う。支払限度は、3大疾病保障型は無制限(それぞれ1年に1回)、特定8疾病・臓器移植保障型は、それぞれ通算5回(それぞれ1年に1回)。
 選ぶことのできる特約には、一生涯保障が続く「先進医療特約」「抗がん剤・ホルモン剤治療特約」と、主契約の保険料払込期間満了まで継続する「3大疾病保険料免除特約」がある。
 先進医療特約では、所定の先進医療による療養を受けたときに、先進医療にかかる技術料と同額の「先進医療給付金」を通算で2000万円まで支払う。抗がん剤・ホルモン剤治療特約では、がん(上皮内がんを含む)を原因として、公的医療保険制度の対象となる所定の抗がん剤・ホルモン剤による治療のための入院または通院をしたときに「抗がん剤・ホルモン剤治療給付金」を、1カ月ごとに通算60カ月(同一月に1回)まで支払う。3大疾病保険料払込免除特約は、同社所定の保険料払込免除事由(特定疾病一時給付保険〈主契約〉の支払事由と同じもの)に該当した場合に適用される。
 契約年齢範囲は0~85歳。保険料払込期間は、終身と有期(60・65・70・75歳)で、特約の保険料払込期間は主契約と同一。保険料払込は月払・年払から選ぶことができ、保険料払込経路は口座振替扱いまたはクレジットカード扱い。
 保険料例は、保険期間・保険料払込期間が終身、保険料払込回数が月払で、主契約の基準給付金額100万円・同額型で先進医療特約付加の場合、3大疾病保障型では、30歳男性で2439円、同女性で2239円、40歳男性で3789円、同女性で3159円。特定8疾病・臓器移植保障型では30歳男性で3139円、同女性で2829円、40歳男性で4909円、同女性で4019円。
 同保険の加入者などが利用できるサービスには、紹介料無料の「ベストドクターズR・サービス」と、相談無料の「24時間健康電話相談サービス」がある。「ベストドクターズR・サービス」は被保険者が利用でき、セカンドオピニオンの取得や治療に適した優秀な専門医が紹介される。治療費・セカンドオピニオンの取得にかかわる費用等は、すべて利用者本人が負担し、サービスを提供するのは㈱法研。「24時間健康電話相談サービス」は、契約者とその家族が利用でき、健康に対する不安を24時間365日専門家に電話で相談できる。同サービスは㈱ライフケアパートナーズが提供する。