2018.12.25 明治安田生命 19年2月2日「つみたてドル建終身」発売 円ベース平準払でドル建運用 多様な払込期間・受取方法を用意
明治安田生命は、2019年2月2日、「つみたてドル建終身」〈5年ごと配当付利率変動型積立終身保険(低解約返戻金型・指定通貨建)〉を発売する。同商品は、米国債等で運用することや死亡給付金を積立金とすること等によって、払込期間満了後の米ドル建ての死亡保険金や解約返戻金等について、魅力的な受取額を実現した外貨建保険。毎回の保険料は円ベースで一定とし、為替リスクを軽減した他、市場価格調整を行わないため、金利変動リスクはない。幅広い払込期間やさまざまな受取方法を用意し、多様な資産形成・資産活用ニーズに応える。契約日は19年3月1日から。
同商品では、日本と比べて金利の高い米国債等で運用すること等により、魅力的な受取額を実現した。男性・月掛で、払込期間中の同社所定為替レートが一定と仮定した場合、払込期間満了時の解約返戻金(米ドル)受取率は、10年払込で104.2%、15年払込で108.3%、20年払込で112.0%、25年払込で117.6%、30年払込で123.4%となる。
毎回の保険料は円ベースで一定。毎回一定額の円を米ドルに換算することで、払込期間中の為替変動の影響を軽減する効果が期待できる(ドルコスト平均法)。また、市場金利の情勢に応じた運用資産価値の変動を解約返戻金額に反映させる市場価格調整を行わないため、顧客が負う金利変動リスクはない。
保険料払込期間は、10~30年(5年ごと)で設定でき、短期から長期まで目的に合わせた資産形成が可能。保険料払込期間満了後は、米ドル建ての一生涯の死亡保障が準備できる他、解約して自身で解約返戻金を円や米ドルで受け取ることも、円で受け取った解約返戻金を元に一時払個人年金保険に加入することもできる。
契約年齢範囲は、契約者が20~85歳(満年齢)、被保険者が0~85歳(満年齢)。
保険期間は、第1保険期間が契約日から保険料払込期間満了日まで、第2保険期間が第1保険期間の満了日の翌日から終身となる。
保険料払込方法は、平準払いまたは口座振替扱い。
保険料は円による払い込みのみで、最低保険料は、保険料払込期間10年・15年の場合、月掛が1万円(1000円単位)、新年掛が12万円(1万2000円単位)。20年・25年・30年の場合は、月掛が5000円(1000円単位)、新年掛が6万円(1万2000円単位)。
月掛保険料2万円、第2保険期間開始日時点の予定利率が契約時と同一で、払込期間中の同社所定の為替レートが1米ドル=110円で一定と仮定した場合の第2保険期間開始日時点の死亡保険金額例は表の通り。
同商品で保障するのは、災害死亡給付金と死亡給付金。
災害死亡給付金は、被保険者が第1保険期間の満了時までに不慮の事故により、その事故の日から180日以内に死亡したとき、または第1保険期間の満了時までに特定感染症により死亡したときに、被保険者が死亡した日の積立金額の1.1倍を支払う。被保険者が第2保険期間中に同事由により死亡したときは、被保険者が死亡した日の所定の死亡保険金額の1.1倍を支払う。
死亡保険金は、被保険者が第1保険期間の満了時までに死亡した場合で、かつ、災害死亡給付金が支払われないとき、被保険者が死亡した日の積立金額を支払う。同様に、被保険者が第2保険期間中に死亡した場合で、かつ、災害死亡保険金が支払われないときは、被保険者が死亡した日の所定の死亡保険金額を支払う。
なお、保険金は、申し出により円で受け取ることもできる。