2021.06.23 太陽生命 「ガン・重大疾病予防保険」発売、2年ごとに「予防給付金」給付

 太陽生命は6月1日、予防保険シリーズ第2弾として「ガン・重大疾病予防保険(正式名称:無配当10大疾病保障保険〔Ⅰ型〕(無解約払戻金型)(001)/無配当10大疾病保障保険〔Ⅱ型〕(001))」を新たに発売した。あわせて非対面での手続きを希望する顧客のニーズに対応して、同社のインターネットチャネル「スマ保険」でも同商品を発売した。

 同商品では「生存給付金特則」を付加することにより(スマ保険は不可)、契約の1年後から2年ごとに「予防給付金」(生存給付金の愛称)を支払う。予防給付金は、味の素㈱が開発した「アミノインデックス(R)リスクスクリーニング検査」をはじめとする疾病予防サービスにも活用でき、顧客に疾病予防サービスを利用してもらい、がんや重大疾病への早期予防や早期発見につなげてもらうことで、顧客の元気、長生きをサポートする。
 なお、太陽生命では、味の素㈱、H・U・フロンティア㈱、㈱セルメスタの3社と業務提携を締結し、重大な疾病の予防に関する取り組みを強化してきており、「アミノインデックス(R)リスクスクリーニング検査」は、医療機関で採取した約5ミリリットルの血液で、血液中のアミノ酸濃度バランスから、「現在がんである可能性」「10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク」「4年以内に糖尿病を発症するリスク」「血液中の必須・準必須アミノ酸の低さ」を一度に評価するもの。
 また、対象となる疾病で所定の状態になると本則で「10大疾病保険金」を一時金で支払う(保険金額は、最高限度2000万円、最低限度100万円)。対象となる疾病は、がん、急性心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、高血圧性疾患、大動脈瘤、大動脈解離、慢性膵炎、慢性呼吸不全、心臓ペースメーカー等装着・人工弁置換・人工肛門造設・新膀胱造設・尿路変更術を受けたとき―で項目数は19、大動脈瘤、大動脈解離、慢性膵炎は、従来の保障から新たに加わった。急性心筋梗塞、脳卒中に関しては、所定の状態が60日以上継続する場合に加えて、手術を受けた場合も支払いの対象となる。
 また、「10大疾病ワイド給付金特則」(付加必須)によって、死亡給付金、重度障害給付金のほか、上皮内がん診断確定、急性心筋梗塞・脳卒中の入院に対して「10大疾病ワイド給付金」を支払う。今回新たな保障として「糖尿病でインスリン治療を180日継続して受けた場合」も支払いの対象となった。
 保険料払込免除特約もリニューアルされ、「保険料払込免除特約2020(無配当保険料払込免除特約2020)」を付加した場合は、本保険と一部連動した37項目につき、保険料の払込が免除される。
 保険料例は、ガン・重大疾病予防保険〔Ⅰ型〕300万円(本則:270万円、ワイド給付金特則:30万円)、生存給付金額1万円、満期保険金額6万円、死亡保険金額15万円、保険料払込免除特約2020付加、保険期間・保険料払込期間10年の場合、20歳男性2034円、同女性2117円、30歳男性2517円、同女性2759円、40歳男性3674円、同女性3784円、50歳男性6606円、同女性5269円、60歳男性1万2901円、同女性8266円となっている。
 同社は、「ガン・重大疾病予防保険」の発売に合わせ、新テレビCMを全国で放映、同社が提供する商品が疾病への「保障」だけでなく「予防」へとシフトしていることや、顧客にがんや重大疾病への早期予防や早期発見につなげてもらい、元気、長生きをサポートしたいという思いを表現している。