2020.04.20 ■太陽生命 スマ保険で2プラン新発売、終身認知症年金と入院重点プラン[2020年4月1日]
太陽生命は4月1日から、インターネットで保険申し込みが完了できる「スマ保険」で、新たなプランとして保険組曲Best「入院重点プラン」と「終身認知症年金保険」の2種類のプランの販売を開始した。「入院重点プラン」は、所定の生活習慣病の場合、最大40万円までの入院一時金を支払うことができるもの。「終身認知症年金保険」は、所定の認知症の状態になると、終身にわたって年金が受け取れる保険で、認知症に特化した保障内容の商品として年金形式で支払うのは同社としては初となる。
太陽生命では「スマ保険」について、2019年10月の開始以降、顧客の声を踏まえて使いやすさを追求するなど、利便性の向上に努めてきたが、今回、顧客の声から作られた2種類のプランの販売を開始した。
保険組曲Best「入院重点プラン」は、入院一時金保険と生活習慣病入院一時金保険(または女性入院一時金保険)をそれぞれ付加し、所定の生活習慣病(または女性疾病)を原因とした入院の場合、最大40万円までの入院一時金を支払うもの。入院一時金として40万円は業界最高水準(2019年9月現在、主契約による入院時の一時金保障について同社調べによる)としている。医療の進歩により、入院日数は短期化の傾向にあるが、同プランでは、日帰り入院から入院日数にかかわらず一時金で支払うため、短期入院に対してもしっかりと備えることができる。
入院一時金額5万円プラス生活習慣病入院一時額金5万円(合計で10万円)、新総合保険料払込免除特約付加の契約で、加入時年齢40歳、保険期間・保険料払込期間10年、クレジットカード月払の保険料は男性で1160円、女性で1285円となる。
「終身認知症年金保険」(正式名称:無配当終身認知症・生活介護年金保険(低解約払戻金型)〈001〉)では「貯蓄しながら、認知症に備える」をコンセプトに保険料を全期前納することで、貯蓄性ニーズに応えるとともに、所定の認知症による状態が180日継続したとき、終身にわたって年金が受け取れる保険となっている。
69歳以下の場合、5年で支払った保険料を解約払戻金額が上回る貯蓄機能があり、解約したとき特別控除(50万円)の範囲内なら所得税(一時所得)がかからない特長がある。
予算100万円の場合、50歳女性が一括前払い保険料99万9950円を支払うと(保険契約Ⅱ型)、所定の認知症の状態が180日継続したとき、毎年5万2261円の年金を一生涯支払う(支払保証期間20年)例が示されている。この例で、5年経過後の死亡給付金(解約払戻金額)は102万770円(戻り率102・0%)、10年経過後の死亡給付金(同)は102万2910円(戻り率102・2%)となる。
太陽生命は16年3月に生保業界で初めて(15年12月時点、同社調べによる)、健康に不安のある人でも加入できる、認知症による所定の状態を保障する保険「ひまわり認知症治療保険」を発売して以降、18年10月には「ひまわり認知症予防保険」を発売するなど、認知症に対する保障を提供してきたが、認知症に特化した保障内容の商品で年金形式で支払うのは同社として初となる。
同社では、これからも家庭に寄り添い、「人生100歳時代」を元気に長生きできる明るい長寿社会の実現に向け、最優の商品・サービスを家庭に届けることを目指していくとしている。