2020.03.03 ■アフラック 「生きるためのがん保険Days1 ALL―in」発売へ[2020年3月23日]
アフラックは3月23日から、「生きるためのがん保険Days1」に新プランを追加し、がん治療を幅広くまとめて保障する「生きるためのがん保険Days1 ALL―in」を発売する。幅広いがん治療に対応した「がん治療保障特約」を設けることで、治療の選択肢を狭めることなく安心して治療に専念できるようにしたほか、高額療養費制度の自己負担限度額を踏まえた合理的な給付金額の設定を可能とした。7月からは「新がん保険」「スーパーがん保険」の既契約者も「がん治療保障特約」等の中途付加ができるようになる。 同社では、がんに関する経済的負担を、「治療費」と「治療関連費」とに分けて整理し直し、新プラン「生きるためのがん保険Days1 ALL―in」の基本保障を構成するようにした。「治療費」は、「治療の実施に直接的にかかる費用。公的医療保険制度の対象になる手術(乳房再建術も含む)、放射線治療、抗がん剤・ホルモン剤治療、緩和療養や、公的医療保険制度対象外の先進医療など」で、「治療関連費」は、「治療に付随してかかる費用。食事代、差額ベッド代、入院生活に必要な日用品代、病院への交通費、ウィッグ代、収入減少への備えなど」と整理。「治療費」に該当する現行プランの手術治療給付金、放射線治療給付金、抗がん剤治療給付金、ホルモン剤治療給付金、緩和療養給付金、女性特定ケア給付金、乳房再建給付金は、一括して「がん治療保障特約」として集約した。「がん治療保障特約」の支払事由は、「がん」「上皮内新生物」の治療を目的として、①手術②放射線治療③抗がん剤治療・ホルモン剤治療④緩和療養―のいずれかを受けたときとし、支払限度は、支払事由に該当する月につき1回、すべての保険期間を通じて60カ月とする。給付金額は5万円~20万円の範囲で、1万円単位で設定可能。これによって、保障の不足が発生せず、治療の多様化や長期化に対して備えることができるようになった。なお、「治療関連費」に該当する、がん先進医療給付金/一時金、診断給付金、特定診断給付金、複数回診断給付金、入院給付金、通院給付金、特定保険料払込免除、外見ケア給付金、は変更ない。 また、高額療養費制度の自己負担限度額を踏まえて、「59歳以下」「60歳~69歳」「70歳以上」の年齢別に三つの推奨プランを作成し給付金額を設定することで、合理的にがん治療に備えることができるようにしたこともポイント。 さらに、既契約対応として、同社の「新がん保険」「スーパーがん保険」に加入している顧客も今年7月20日から、「がん治療保障特約」をはじめとする特約の中途付加が可能となるようにし、今まで加入していたがん保険を生かしながら、がん保障の最新化ができるようにする。新たに中途付加が可能となる特約は、①がん治療保障特約②診断給付金特約③がん通院特約④がん先進医療特約(2018)⑤特定診断給付金特約⑥診断給付金複数回支払特約(同)⑦外見ケア特約―となっている。 また、新プランの発売に合わせ、がん保険の付帯サービスの総称を「ダックのがん治療相談サービス」として拡充。がん専門医のセカンドオピニオンがウェブ上で取得できる「WEBセカンドオピニオンサービス」を追加する。診療情報をウェブ上の専用フォームにアップロードすることで、最短3日、平均1週間でがん専門医2人までのセカンドオピニオンがレポート形式で届くウェブサービスだ(提供会社:リーズンホワイ㈱)。利用対象者の拡大も図り、従来の対象商品に加え、「がん治療保障特約」を中途付加した新がん保険とスーパーがん保険の被保険者も「ダックのがん治療相談サービス」の利用が可能となる。 同社は1974年の創業以来「がんに苦しむ人々を経済的苦難から救いたい」という思いを持ち、治療環境の変化に合わせてがん保険を進化させてきた。また、人生100年時代においても顧客の「『生きる』を創る。」をより確実に実現していくため、ライフステージごとのリスクに応じて最適な保障提案をすることを「アフラック式」と定義し、顧客に寄り添った保障を提供し続けていくとしている。