2020.03.02 ■住友生命 19年度第3四半期決算、グループ基礎利益は0.9%増[2020年2月14日]

住友生命が2月14日に発表した2019年度第3四半期決算によると、連結保険料等収入(連結損益計算書ベース)は前年同期比4・5%減の1兆8370億円となった。グループ基礎利益は同0・9%増の2918億円だった。グループの新契約年換算保険料は同3・9%減の1545億円で、保有契約年換算保険料は前年度末比0・4%増の2兆7930億円だった。  住友生命単体の新契約年換算保険料(個人保険と個人年金保険)は前年同期比10・4%減の850億円となった。このうち、第三分野は同17・0%減の292億円だった。  保有契約年換算保険料(個人保険と個人年金保険)は前年度末比0・6%減の2兆3104億円だった。このうち第三分野は同0・5%増の5557億円となった。  解約・失効年換算保険料(個人保険と個人年金保険)は前年同期比7・3%減の548億円となっている。基礎利益は同1・2%減の2677億円だった。  経常収益は同4・4%減の2兆3026億円、保険料等収入は同5・5%減の1兆6731億円となった。資産運用収益は同2・5%減の5394億円で、このうち利息及び配当金等収入は同0・4%減の4656億円だった。  経常費用は同2・5%減の2兆2039億円で、このうち保険金等支払金は同4・5%減の1兆3810億円、責任準備金等繰入額は同24・0%増の3486億円、資産運用費用は同26・8%減の1502億円、事業費は同2・8%減の2349億円となった。  経常利益は同33・8%減の986億円、四半期純剰余は同20・4%減の376億円だった。  住友生命単体の総資産は前年度末比3・2%増の33兆7773億円、実質資産負債差額(実質純資産額)は同3・9%増の6兆8130億円となった。ソルベンシー・マージン比率は926・3%で同3・8ポイント低下した。  住友生命グループの連結総資産は同3・7%増の39兆2206億円だった。連結ソルベンシー・マージン比率は939・6%で同24・0ポイント上昇した。  メディケア生命は新契約年換算保険料が前年同期比4・8%減の42億円、保険料等収入が同14・6%増の297億円、保有契約年換算保険料が前年度末比7・2%増の409億円となった。基礎利益は▲56億円。  海外事業では、シメトラ社の新契約年換算保険料は前年同期比6・1%増の651億円、保険料等収入は同6・0%増の1339億円、保有契約年換算保険料は前年度末比5・3%増の4415億円だった。シメトラ他の基礎利益は前年同期比9・7%増の308億円。