2018.06.20 カーディフ生命 三井住友信託銀で「ライフサイクルプラン」、組立タイプ保険を発売
カーディフ生命は、三井住友信託銀行と共同で組立タイプ保険「ライフサイクルプラン」を開発し、6月18日から、三井住友信託銀行の国内全店を通じて販売開始した。組立タイプ保険は、複数の主契約を組み合わせて1枚の申込書で申し込み、同一の保険証券で契約できる保険商品。終身保険、定期保険、収入保障保険、医療保険、ガン診断給付保険の5商品から、1口単位で自由に組み合わせることができる。各保険商品は特約など複雑な保障を最小限に抑え、それぞれのリスクに対して必要な保障だけに絞り込むことで、シンプルで分かりやすく設計した。顧客のライフイベントに応じて保障を追加・解約でき、必要な時に必要なだけ備えることが可能。通算2口以上加入した場合は、口数に応じて保険料が割り引かれる業界初の機能も備えた(注)。
「ライフサイクルプラン」では、保障額は1口単位で顧客自身で設定できる他、1年に1回、保障を追加できるので、ライフサイクルの変化に合わせて保障を見直すことができる。
1枚の申込書で複数の保険商品に申し込みでき、請求時も1枚の請求書で複数の保険金の手続きが完了するので、顧客の負担が軽減されるとしている。
また、保険の種類を問わず、1枚の申込書・同一の保険証券で引き受けする保険契約につき、通算2口以上申し込みの場合、保険料を割り引く。割引額は、合計口数に応じて、1口当たり月200円から月500円まで逓増する。
「ライフサイクルプラン」には、24時間対応の医療・健康相談やハウスキーピングなど日常生活をサポートする「カーディフ・アシスタンスサービスHome Concierge」が無料で付帯。カーディフ生命が引受保険会社となる保険の契約者・被保険者とその家族が利用できる。
「ライフサイクルプラン」の5種類の保険の1口当たり保障額は、▽終身保険・死亡保険金等100万円▽定期保険・死亡保険金等500万円▽収入保障保険・遺族年金等月額5万円(以上いずれもリビング・ニーズ特約自動付加)▽医療保険・入院給付日額5000円(先進医療特約付加可能)▽ガン診断給付保険・診断確定時一時金100万円、となっている。
「アドバンス」プランで契約年齢40歳、定期保険1口、収入保障保険4口、医療保険(先進医療特約付加)2口、ガン診断給付保険2口の合計9口の場合、月払い保険料は4500円割り引きされ、男性は1万4087円、女性は1万626円となる。
カーディフ生命の親会社であるBNPパリバ・カーディフと三井住友信託銀行は、昨年4月、日本での保険ビジネスの協業に関して合意。「ライフサイクルプラン」は、三井住友信託銀行の高いコンサルティング力とカーディフ生命の商品開発力を融合して協働開発したとしている。
カーディフ生命は、全国の提携金融機関と連携し、新しいバンカシュアランスを創造していく方針だ。
(注)2018年5月同社調べ。複数の保険契約に1枚の申込書で加入でき、各保険契約の通算口数に応じて保険料を割り引くのは生保業界初としている。