2022.09.28 アクサ生命 「ユニット・リンク」のラインアップ拡充、「長期入院一時金プラス」発売

アクサ生命は9月20日から、「アクサの『保障重視』の変額保険ユニット・リンク長期入院一時金プラス」(正式名称:継続入院収入支援ユニット・リンク定期保険)(以下、ユニット・リンク長期入院一時金プラス)の販売を開始した。継続して14日以上入院した場合に「継続入院収入支援一時金」を支払うもので、長期入院による収入減少に備えるニーズに応える。

「ユニット・リンク長期入院一時金プラス」の特長は、継続して14日以上入院した場合にまとまった一時金を支払う点。継続14日以上の入院で、基本保険金額を継続入院収入支援一時金として支払う。一時金の支払いは半年に1回を限度に通算10回までで、支払い後も積立金額は減少しない。 死亡保険金については、基本保険金額または死亡した日の積立金額のいずれか大きい額を支払い、基本保険金額は最低保証される。高度障害保険金はない。
継続入院収入支援一時金が10回支払われた場合は契約が消滅し、死亡保険金は支払われない。
同保険は特別勘定で運用される変額保険で、運用実績が予定より好調で保険期間満了時に積立金がある場合には、契約者に積立金を支払う。満期保険金の支払いはない。
払いもどし金額は特別勘定の運用実績に応じて日々増減し、急な資金ニーズが生じた際には払いもどし金を活用することが可能だ。
契約時に保険料を繰り入れる一つまたは複数の特別勘定を選択することができ、複数の特別勘定を選ぶ場合は各特別勘定への保険料の繰入割合が指定可能(1%単位)。繰入割合は、保険料払込期間中であれば契約後も変更できる。
主な取り扱いは、契約年齢が15歳から80歳、保険期間は年満了が10~30年満了で5年刻み、歳満了が70~98歳満了で1歳刻み。
保険期間・保険料払込期間が70歳満了、基本保険金額100万円、口座振替月払の保険料例は、契約年齢30歳男性で3600円、同女性3160円、40歳男性4700円、同女性3690円、50歳男性6420円、同女性4800円となる。
「人生100年時代」を迎え、一人一人が自らのライフプランに基づき将来に備える「自助」の必要性が広く認識される社会となる中、特に就労不能に備えることの重要性が増している。生保文化センター「平成30年生命保険に関する全国実態調査」によると、「世帯主が働けなくなった場合の生活資金に対する経済的備え」について、72.7%が「不安」と回答。また、厚生労働省「令和2年患者調査」では、14日以上の入院は全体の34.2%を占めており、アクサ生命が行った「2021年11月長期間入院に関する調査」では、14日以上の入院を経験した会社員のうち、56.5%が「入院を原因に収入が減少した」と回答し、その主な理由として「入院中に仕事ができない」「退院後の通院による休暇取得のため」「体力の問題で長時間労働が困難となった」といった点を挙げている。こうした背景から、同社は、変額保険の特長を生かして合理的な保険料で長期入院時の収入減少に備えることができる「ユニット・リンク長期入院一時金プラス」の開発に至った。
アクサ生命は、生命保険の二大機能である「死亡保障機能」と「長期資産形成機能」を両立させた「ユニット・リンク」シリーズを、顧客の「人生100年時代」を支えるソリューションとして提案している。2009年1月の「ユニット・リンク保険(有期型)」発売に続き、19年9月には介護・認知症への備えをカバーする「ユニット・リンク介護プラス」、21年10月には合理的な保険料で死亡保障が準備できる「ユニット・リンク定期」の取り扱いを開始。シリーズ3商品の合計保有契約件数は22年7月末時点で100万件を超えている。
同社は今後も「お客さま本位の業務運営」を事業の根幹に据え、「保障と資産形成の再定義」の価値の提供を通じて、顧客のライフプランに寄り添い、豊かで幸せな人生と、より良い未来づくりのサポートに取り組むとしている。