■2020.10.16 ■朝日生命 認知症・生活習慣病の一時金保障、ネット加入専用の2商品発売[2020年10月2日]
朝日生命は10月2日から、「新しい生活様式」における顧客の利便性向上に向け、インターネットで加入手続きを行える「認知症介護一時金保険D」(正式名称:無配当認知症介護一時金保険(返戻金なし型)D)と「生活習慣病一時金保険D」(正式名称:無配当生活習慣病一時金保険(返戻金なし型)D)の販売を専用サイトで開始した。
「認知症介護一時金保険D」は、認知症に一時金で備える保険。インターネットで加入手続きができ、子どもを契約者、親を被保険者(契約者と被保険者を別人)に指定することができる。このような保険は生保業界初(2020年8月末時点、生保協会加盟42社が取り扱う個人保険商品対象、同社調べ)となる。
被保険者に本人または親を選択できることにより、本人はもちろん、親への認知症保障としても準備できる。加入手続きは、遠方に住む親でも簡便に手続きできるようインターネットで行う方法に加え、インターネットの利用に不安を抱える場合には書類郵送による手続きも選択できる。
所定の認知症に該当し、公的介護保険制度の要介護1以上の状態に該当していると認定されたときに「認知症介護一時金」として認知症介護一時金額を、器質性認知症と診断確定されたときに「認知症診断一時金」として認知症介護一時金額×10%の額を支払うもので、二つの一時金を保障するⅠ型と「認知症診断一時金」の無いⅡ型の2種類がある。
保険期間は定期タイプ(契約年齢範囲:65~75歳、保険料払込期間:10年)と終身タイプ(契約年齢範囲:40~75歳、保険料払込期間:終身払)がある。保険料例(月払)は、認知症介護一時金額200万円、保険期間・保険料払込期間が終身の場合、I型で40歳男性870円、同女性1008円、50歳男性1342円、同女性1550円、60歳男性2240円、同女性2548円、70歳男性4042円、同女性4480円。Ⅱ型で40歳男性726円、同女性842円、50歳男性1124円、同女性1298円、60歳男性1886円、同女性2138円、70歳男性3416円、同女性3762円。Ⅰ・Ⅱ型とも取扱金額は認知症介護一時金額50~500万円(50万円単位)、最低保険料は月払500円。
また、「生活習慣病一時金保険D」は、七つの生活習慣病(がん、心疾患、脳血管疾患、腎疾患、肝疾患、糖尿病、高血圧性疾患)に一時金で備える保険。「がん診断一時金」および「6大疾病一時金」として生活習慣病一時金額を支払う。
30代以上のすべての年代で半数以上が既にがん保障に加入していること(生保文化センター調査)を踏まえ、がん保障の有無が選択できるようにしたのが特徴で、加入状況や不安と考える病気に合わせた保障を提供することができる。
「がん診断一時金」と「6大疾病一時金」を保障するⅠ型、「6大疾病一時金」のみ保障のⅡ型、「がん診断一時金」のみ保障のⅢ型の3種類がある。取扱金額はⅠ・Ⅱ型が50~300万円(50万円単位)、Ⅲ型が50~100万円(50万円単位)。最低保険料は各型とも月払500円。
保険期間は定期タイプ(契約年齢範囲:65~75歳、保険料払込期間:10年)と終身タイプ(契約年齢範囲:20~75歳、保険料払込期間:終身払)がある。がん、6大疾病の所定の支払事由に該当するとき、生活習慣病一時金額が支払限度1年に1回で支払われる。
保険料例(月払)は、生活習慣病一時金額200万円、保険期間・保険料払込期間が終身の場合、Ⅰ型で20歳男性3420円、同女性3180円、30歳男性5060円、同女性4300円、40歳男性7600円、同女性5760円、50歳男性1万1560円、同女性7800円、60歳男性1万7260円、同女性1万380円、70歳男性2万4400円、同女性1万4860円。Ⅱ型で20歳男性1080円、同女性660円、30歳男性1580円、同女性920円、40歳男性2340円、同女性1300円、50歳男性3340円、同女性1840円、60歳男性4600円、同女性2600円、70歳男性6180円、同女性3740円。