2020.10.05 ■はなさく生命 医療終身「はなさく医療」改定、「特定8疾病」や女性向け保障充実[2020年]

 はなさく生命は、医療終身保険「はなさく医療」等について、がん等の「特定8疾病」や女性向けの保障を充実させる改定を行い、10月5日から販売を開始する。さらに、女性向けの新たなサービスとして「24時間女性健康相談ダイヤル」も開始。乗合代理店マーケットの中で先進的な保障を提供していくとしている。
 「はなさく医療」(正式名称:医療終身保険(無解約払戻金型))では、①がん等の「特定8疾病」の保障充実②女性向けの入院保障充実―などをポイントとした改定を行った。
 新たに発売する「特定疾病保険料払込免除特約」では、がん(上皮内がんを含む)、心疾患、脳血管疾患の「3大疾病」に加え、「特定8疾病」(前記3大疾病の他に、肝硬変、慢性膵炎、慢性腎不全、糖尿病、高血圧性疾患に関連する動脈疾患)や臓器移植でも以後の保険料払込を免除するようにした。さらに、心疾患の保険料払込免除事由について、「急性心筋梗塞以外の心疾患」について「継続5日以上の入院または手術」とする保障範囲の型(従来は20日以上のみ)を追加、脳血管疾患についても「脳卒中以外の脳血管疾患」について「継続5日以上の入院または手術」とする保障範囲の型(従来は20日以上のみ)を追加した。
 「3大疾病」「特定8疾病」の一時金保障についても、「特定疾病保険料払込免除特約」と同様、心疾患・脳血管疾患の保障範囲を拡大した型を追加し「特定疾病一時給付特約(20)」として新たに発売した。
 さらに、「がん一時給付特約」の取り扱いを新たに開始。上皮内がんを含むがんの一時金保障に手厚いプランも設計できるようにした。初回は、がん(上皮内がんを含む)と診断確定されたときに給付金額を、2回目以後は、がん(上皮内がんを含む)で1日以上の入院をしたときにがん一時給付金を支払う。
 女性向けの入院保障では、女性特有の病気により1日以上入院した場合に一時金を受け取ることができる「女性疾病入院一時給付特約」を新たに発売。現在販売中の「女性医療特約」に加え、「女性疾病入院一時給付特約」を付加することで、女性特有の疾病にさらに手厚く備えることが可能となる。
 保険期間・保険料払込期間:終身、月払の保険料例として、主契約:日額5000円、60日型・3大疾病入院支払日数無制限特則適用・手術Ⅱ型、特定疾病一時給付特約(20)(特定8疾病・臓器移植Ⅱ型/同額型):基準給付金額50万円、がん一時給付特約:給付金額50万円、特定疾病保険料払込免除特約(特定8疾病・臓器移植Ⅱ型)付加、先進医療特約付加の場合、30歳男性4988円、同女性5109円、40歳男性8287円、同女性7230円、50歳男性1万4556円、同女性1万495円が示されている。同じく、主契約:日額5000円、60日型・3大疾病入院支払日数無制限特則適用・手術Ⅱ型、女性疾病入院一時給付特約:給付金額5万円、女性医療特約:日額5000円、先進医療特約付加の場合は、30歳女性2684円、40歳女性2884円、50歳女性3674円となる。
 がん等の「3大疾病」や「特定8疾病」に一時金で備える「はなさく一時金」についても、「はなさく医療」と同様に保障を充実させる。主契約の「特定疾病一時給付保険(無解約払戻金型)(20)」では、「はなさく医療」の特定疾病一時給付特約(20)と同様に、心疾患・脳血管疾患の保障範囲を拡大したⅡ型を新設する改定を行う。特約では、「はなさく医療」の特定疾病保険料払込免除特約と同様に、上皮内がんを含むがん・心疾患・脳血管疾患だけでなく糖尿病をはじめとする「特定8疾病」まで保障範囲を拡大した「特定疾病保険料払込免除特約」を新たに付加可能とする。
 また、女性向けの新たなサービスとして、「24時間女性健康相談ダイヤル」を開始することもポイント。これは「女性特有の体の悩みは女性に相談したい」といった顧客からの要望に応えたもので、女性医師を含む女性専門家(医師、看護師・保健師、管理栄養士)に24時間365日、電話で無料相談できる女性限定サービス。このサービスの利用対象となる商品は「はなさく医療」に限らず、はなさく生命のすべての商品が対象となる。さらに、すでにはなさく生命の商品に加入している顧客も利用対象となる。
 同社は今後も、社会環境やライフスタイルの変化を捉え、顧客の多様なニーズに応える新しい時代に合った魅力的な商品・サービスの提供に努めていくとしている。