2020.05.15 ■さくら損保 カード付帯で通信端末保険提供、住信SBIネット銀のカードに自動付帯[2020年5月1日]

 さくら損保は5月1日、住信SBIネット銀行の「ミライノデビットPLATINUM(Mastercard)」および「ミライノカードPLATINUM(JCB)」に付帯し、スマートフォンなどの通信端末機器の損害を補償する「通信端末修理費用保険」の提供を開始した。業界初のカード付帯でモバイル端末の損害を補償する新しい保険となる(4月14日現在、さくら損保・住信SBIネット銀行調べ)。

 本保険の対象となるカードは、住信SBIネット銀行のデビット付キャッシュカード「ミライノデビットPLATINUM(Mastercard)」(個人・法人向け)およびクレジットカード「ミライノカードPLATINUM(JCB)」。保険は自動付帯され、対象となるカードを所有することで補償の対象となる。個人の契約者の場合、カード本会員の家族(同居の親族)も補償の対象に入る。
 スマートフォンなどの通信端末機器(モバイル端末)で偶然な事故により、破損・損壊・水濡れ・水没・故障・盗難の損害が生じた際に、年1回・最大5万円まで修理費用について、保険金を支払う。
 スマートフォンの他、タブレット端末、デスクトップパソコン、ノートパソコン、スマートウォッチ、モバイルゲーム機、モバイル音楽プレーヤーも保険金の支払い対象となる。保険金の支払対象となる通信端末機器の上限は、年1回・最大1端末機器までで、次の条件①~⑥すべての条件を満たすものに限られる。
 ①被保険者が所有または使用する通信端末機器②無線通信(Wi―Fi)接続が可能な通信端末機器③保険開始日時点で、メーカー発売日から5年以内であるか、またはメーカー発売日から5年を経過した製品であっても、保険開始日を起算として、保険開始日の1年前より後に購入したことの証明を取ることができる通信端末機器④サービス利用加入日時点で、画面割れ・ケース割れ・水濡れ等がなく、正常に動作している通信端末機器⑤日本国内で発売されたメーカーの正規品である通信端末機器⑥日本国内で修理可能なものかつ日本国で購入可能な通信端末機器―であること。
 保険金の上限額は、修理可能な場合は年1回最大5万円、修理不能の場合(修理不能による有償交換を含む)、年1回1万2500円を上限として、端末購入金額の25%が支払われる。
 保険事故が生じた場合は、①損害状況等を写真撮影②修理費見積依頼③修理・交換依頼、領収書取得④保険金申請に必要な書類を用意、保険金請求書、写真撮影データはウェブでアップロード―といった手順で保険金を請求、保険会社が受付・審査後30日以内に保険金を支払うという流れとなる。
 さくら損保は2019年7月新設の損保会社で、㈱光通信のグループ会社。情報通信関連の損害保険商品を取り扱っている。