2019.10.24 第一フロンティア生命 「満期重視プラン」も選択可能に 「プレミアカレンシー3」発売

 第一フロンティア生命は10月16日から、「プレミアカレンシー・プラス2」をリニューアルした積立利率変動型個人年金保険(19)(通貨指定型)「プレミアカレンシー3」の販売を開始した。新商品では、従来型の「基本プラン」に加え、人生100年時代に備えた「満期重視プラン」も選択可能となったことで、“万一に備えるよりも長生きに備えたい”といった顧客ニーズにも応えていく。また、指定通貨についても為替リスクのない「円」を追加するなど、顧客の多様なニーズに応えた多機能な商品となった。

 「プレミアカレンシー3」は、基本プランと満期重視プラン(死亡給付割合100%・50%)の二つのプランから選択が可能。基本プランでは外貨建の場合、目標値を設定でき、到達したら自動的に運用成果を確保する。目標到達状況の判定開始時期を、契約日から「3カ月経過以後」に早期化する。満期重視プランは、同プラン運用期間中の死亡保障・解約返還金を抑えることで、運用期間満了時の受取額(年金原資額)が「基本プラン」より大きくなり、“長生きに備えたい”人のニーズに応える。満期重視プランの死亡給付割合は100%または50%のどちらかを選択。死亡給付割合50%のプラン運用期間中の死亡給付金額・解約返還金額は、一時払保険料を大きく下回るが、死亡給付割合100%の場合よりも満期時の受け取りを大きくすることができる。
 また、指定通貨は、米ドル・豪ドル・円(12月1日より販売を開始)から選択。円より金利の高い「外貨(米ドル・豪ドル)」、為替リスクのない「円貨」から、指定通貨を選択できる。
 同社は、今後も「一生涯のパートナー」をグループミッションとする第一生命グループの一員として、顧客の多様なニーズに応える商品・サービスを機動的に提供し続けることで、顧客の安心で豊かな生活を支えていくとしている。
 主な取り扱いについては以下の通り。
 ▽指定通貨:米ドル建・豪ドル建、または円建
 ▽積立利率:毎月1日と16日の月2回設定(契約日の積立利率が運用期間満了まで適用される)
 ▽運用期間:〈米ドル・豪ドル建〉3年・5年・6年・10年〈円建〉5年・10年・15年・20年(いずれも更新時のみ1年が選択可能)
 ▽契約年齢(契約日における被保険者の満年齢):【基本プランと満期重視プランの死亡給付割合100%】〈米ドル・豪ドル建〉運用期間3年・5年=0~90歳、同6年=0歳~89歳、同10年=0~85歳〈円建〉運用期間5年=0~90歳、同10年=0~85歳、同15年=0~80歳、同20年=0~75歳【満期重視プランの死亡給付割合50%】〈米ドル・豪ドル建〉運用期間3年・5年=50~90歳、同6年=50歳~89歳、同10年=50~85歳〈円建〉運用期間5年=50~90歳、同10年=50~85歳、同15年=50~80歳、同20年=50~75歳
 ▽基本保険金額(一時払保険料もしくは各払込金額):【最低】〈米ドル・豪ドル建〉指定通貨入金1万米ドル・1万豪ドル、円貨入金100万円、外貨入金1万米ドル・1万豪ドル〈円建〉100万円【最高】米ドル・豪ドル建、円建ともに9億円相当額
 ▽付加できる特約:定額終身保険移行特約(移行後通貨指定型)、年金支払移行特約、死亡給付金等の年金払特約〈米ドル・豪ドル建のみ〉目標値到達時定額円貨建終身保険移行特約、保険料円貨入金特約、保険料外貨入金特約、円貨支払特約