2019.07.22 明治安田生命 「外貨建・一時払養老保険」発売 通貨選択肢に米ドル追加
明治安田生命は8月1日、提携金融機関において「外貨建・一時払養老保険」〈5年ごと利差配当付一時払特別養老保険(指定通貨建)〉を発売する。同商品は、現在販売中の「豪ドル建・一時払養老保険」の特徴はそのままに、通貨の選択肢として米ドルを追加。これまで以上に幅広いニーズに応える商品となっている。保険期間中の死亡保険金・解約返戻金を抑制することで高い満期受取率を実現し、満期後に最長10年間、指定通貨で据え置きが可能。満期保険金を据え置くことで、為替レートの変動に応じた希望のタイミングで指定通貨または円で受け取ることができる。
同商品では、契約日に満期保険金額・(災害)死亡保険金額・解約返戻金額が指定通貨建てで確定する。契約時に適用する予定利率は月1回(毎月1日)設定し、保険期間中の予定利率の変更はない。
保険期間中の死亡保険金・解約返戻金の上限を基本保険金額とすることで、高い満期受取率を実現した。予定利率2.4%の場合の満期受取率例は、男性・50歳で118.8%、60歳で119.4%、70歳で121.5%。予定利率2.6%の場合、男性・50歳で121.4%、60歳で122.2%、70歳で124.6%。予定利率2.8%の場合、男性・50歳で124.1%、60歳で124.9%、70歳で127.7%となる。
満期後に最長10年間、満期保険金を指定通貨で据え置くことができるため、為替レートの変動に応じた希望のタイミングで指定通貨または円での受け取りが可能。
また、市場金利の情勢に応じた運用資産の価値の変動を解約返戻金額に反映させる市場価格調整を行わないため、契約者が負う金利変動リスクはない。
契約年齢(満年齢)は、契約者は20~85歳、被保険者は0~85歳。
保険期間は10年で、保険料払込方法は一時払いのみ。
保険料は、指定通貨または円で払い込む。指定通貨で入金する場合、1000通貨単位(米ドル・豪ドル)で最低一時払保険料は2万通貨単位から、最高一時払保険料は0~15歳で1000万円相当額、16~19歳で5000万円相当額、20~85歳で5億円相当額。円で入金する場合は、10万円単位で最低一時払保険料は200万円から、最高一時払保険料は0~15歳で1000万円、16~19歳で5000万円、20~85歳で5億円。
医師等による診査や健康状態の告知は不要で、職業告知のみで加入できる。
同商品では、満期保険金、災害死亡保険金、死亡保険金を保障する。
満期保険金は、被保険者が保険期間満了時に生存しているときに、満期保険金額を支払う。災害死亡保険金は、被保険者が不慮の事故により、その事故の日から180日以内に死亡したとき、または被保険者が特定感染症により死亡したときに、満期保険金額と同額を支払う。死亡保険金は、被保険者が保険期間中に死亡した場合で、かつ、災害死亡保険金が支払われないときに、基本保険金額を支払う。高度障害状態の保障はない。
基本保険金額10万米ドル、予定利率2.6%の場合の満期保険金額例は、50歳・男性で12万1400米ドル(受取率121.4%)、女性で12万1200米ドル(同121.2%)。60歳・男性で12万2200米ドル(同122.2%)、女性で12万1400米ドル(同121.4%)、70歳・男性で12万4600米ドル(同124.6%)、女性で12万2500米ドル(同122.5%)となる。死亡保険金額は基本保険金額と同額、災害死亡保険金額は満期保険金額と同額。