2018.11.21 明治安田生命 「豪ドル建・一時払養老保険」発売 豪ドル建で満期保険金等確定
明治安田生命は12月3日、提携金融機関で「豪ドル建・一時払養老保険」〈5年ごと利差配当付一時払特別養老保険(指定通貨建)〉を発売する。同商品は、円に比べて金利が高く、経済成長が期待されるオーストラリアの通貨を生かした豪ドル建てで、資産を“育てる”一時払養老保険。満期保険金額等が豪ドル建てで契約日に確定する他、保険期間中の死亡保険金・解約返戻金を抑制し、高い満期受取率を実現した。満期後に最長10年間、豪ドル建てで据え置きが可能で、市場価格調整を行わないため、金利変動リスクがない。シンプルな仕組みと魅力的な満期保険金で、顧客の資産形成ニーズに応える。
同商品では、契約日に満期保険金額・(災害)死亡保険金額・解約返戻金額が豪ドル建てで確定する。契約時に適用する予定利率は月2回(毎月1日、16日)設定し、保険期間中の予定利率の変更はない。
保険期間中の死亡保険金額・解約返戻金額の上限を基本保険金額とすることで、高い満期受取率を実現した。例えば、予定利率2.7%の場合の満期受取率は、50歳男性で123.3%、60歳男性で124.2%、70歳男性で127.0%。予定利率3.0%の場合、50歳男性で127.3%、60歳男性で128.4%、70歳男性で131.8%。予定利率3.3%の場合、50歳男性で131.5%、60歳男性で132.8%、70歳男性で136.8%となる。
満期後に最長10年間、豪ドル建てで据え置くことができるため、為替レートの変動に応じた希望のタイミングで、豪ドルまたは円で保険金の受け取りが可能。
また、市場金利の情勢に応じた運用資産の価値の変動を解約返戻金額に反映させる市場価格調整を行わないため、契約者が負う金利変動リスクはない。ただし、外貨建ての商品のため、為替リスクがある。
契約年齢は、契約者は20~85歳(満年齢)、被保険者は0~85歳(同)。
保険期間は10年で、保険料払込方法は一時払いのみ。
保険料は、豪ドルまたは円で払い込む。豪ドルで入金する場合、1000豪ドル単位で最低一時払保険料は2万豪ドル、最高一時払保険料は0~15歳で1000万円相当額、16~19歳で5000万円相当額、20~85歳で1億円相当額。円で入金する場合、10万円単位で最低一時払保険料は200万円、最高一時払保険料は0~15歳で1000万円、16~19歳で5000万円、20~85歳で1億円。
医師等による診査や健康状態の告知は不要で、職業告知のみで加入できる。
同商品では、満期保険金、災害死亡保険金、死亡保険金を保障する。
満期保険金は、被保険者が保険期間満了時に生存しているときに、満期保険金額を支払う。災害死亡保険金は、被保険者が不慮の事故により、その事故の日から180日以内に死亡したとき、および被保険者が特定感染症により死亡したときに、満期保険金額と同額を支払う。死亡保険金は、被保険者が保険期間中に死亡した場合で、かつ、災害死亡保険金が支払われないときに、基本保険金額を支払う。
基本保険金額10万豪ドル、予定利率3.0%の場合の保険金額例は表の通り。