2018.10.09 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 限定告知医療保険に新特約、短期入院・通院の保障充実
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命は10月2日、限定告知医療保険「新・健康のお守りハート」(払込期間中無解約返戻金限定告知医療保険)に付加できる特約として、「限定告知医療用入院一時金特約」と「限定告知医療用通院特約」の販売を開始した。新・健康のお守りハートは、主力商品の医療保険「新・健康のお守り」の引受基準を緩和した商品。告知項目を限定的にすることで健康上の理由等で加入できない顧客にもできるだけ同様の保障内容を提供することを目指した。今回、入院期間の短期化や在宅療養の推進といった医療を取り巻く環境面の変化に対応し、日帰り入院でも入院一時金を支払う他、日帰り入院の後の通院でも通院給付金を支払うなど、短期入院のための初期費用や入院後の通院に対する保障の充実を図った。
新・健康のお守りハートは、簡単な三つの告知項目に答えるだけで申し込みでき、医師の診査は不要。持病が悪化・再発した場合でも入院・手術を保障する他、三大疾病による入院を通算して無制限に保障する。「限定告知医療用先進医療特約」の付加により、公的医療保険が適用されない先進医療の技術料を通算2000万円まで保障する。また、「限定告知医療用特定疾病診断保険料免除特約」を付加すれば、三大疾病により所定の事由に該当した場合、以後の保険料の払い込みは不要となる(付加する際は、四つ目の告知が必要となる)。
今回新たに新設した、限定告知医療用入院一時金特約は、病気やけがにより疾病入院給付金または災害入院給付金が支払われる入院をしたとき、1回の入院につき1回、入院一時金を支払う。入院一時金は1万~20万円かつ、主契約の入院給付金日額の40倍以下で設定が可能。主契約の入院給付金日額が5000円の場合、入院一時金額は20万円まで設定でき、短期入院でも、まとまった一時金を確保することができる。主契約の入院給付金が支払われる入院に限り、日帰り入院でも入院一時金を支払う。
また、限定告知医療用通院特約は、病気による入院をし、その退院日の翌日からその日を含めて180日以内に通院(往診)したとき、疾病通院給付金を支払う。けがで入院をし、その退院日の翌日からその日を含めて180日以内に通院したときは、災害通院給付金を支払う。通院給付金額は1000~1万円かつ、主契約の入院給付金日額以下で設定できる。入院日数にかかわらず、日帰り入院の後の通院(往診)でも通院給付金を支払う。通院給付金請求時には、診断書の提出は不要。
どちらも1回の入院に対する通院は30日、保険期間を通じて通算1000日を限度に支払うが、三大疾病による通院については通算支払限度を超えて支払う。
なお、両特約とも、契約日からその日を含めて1年以内の入院に対する一時金または給付金の支払額は、通常の50%相当額に削減される。
限定告知医療用特定疾病診断保険料免除特約を付加しない場合の保険料は、限定告知医療用入院一時金特約で、入院一時金10万円、保険期間終身、口座振替月払い、終身払いの場合、40歳男性は2000円、女性は1810円。また、限定告知医療用通院特約で、通院給付日額5000円、保険期間終身、口座振替月払い、終身払いの場合、40歳男性は910円、女性は1020円となる。