2018.08.23 住友生命 18年度第1四半期決算 グループ基礎利益 大幅増
住友生命が8月9日に発表した2018年度第1四半期決算によると、連結保険料等収入は前年同期比0.9%減の6234億円だった。グループ基礎利益は同37.2%増の948億円と大幅な伸びを示した。グループの新契約年換算保険料は同15.5%減の578億円、保有契約年換算保険料は前年度末比0.4%減の2兆7709億円となった。連結総資産は同0.7%増の36兆2969億円、連結ソルベンシー・マージン比率は同11.7ポイント低下し、870%となった。
住友生命単体の新契約年換算保険料(個人保険と個人年金保険)は前年同期比5.6%減の285億円で、このうち第三分野は同1.3%増の107億円となった。
保有契約年換算保険料(個人保険と個人年金保険)は前年度末比横ばいの2兆3291億円で、このうち第三分野は同0.5%増の5492億円だった。
解約・失効年換算保険料は前年同期比0.1%減の176億円。保険料等収入は同2%減の5763億円、基礎利益は同30.8%増の867億円となった。
資産運用収益は同6.1%増の1884億円、このうち利息及び配当金等収入は1481億円で、同98億円増と堅調に推移した。内部留保は前年度末から323億円増の1兆8352億円。
住友生命単体のソルベンシー・マージン比率は前年度末比8.2ポイント低下し、865.4%と十分な水準を維持している。
経常利益は前年同期比169億円増の469億円、四半期純剰余は同16億円減の158億円だった。総資産は前年度末比2%増の32兆1603億円となった。
メディケア生命の新契約年換算保険料は前年同期比19.3%減の14億円だった。保有契約年換算保険料は前年度末比3.1%増の345億円、保険料等収入は前年同期比26.1%増の84億円となった。
海外事業では、シメトラ社の新契約年換算保険料は同23.5%減の278億円、保有契約年換算保険料は前年度末比3%減の4071億円、保険料等収入は前年同期比12.8%増の387億円だった。