2018.04.25 三井住友海上 セブン―イレブン端末で手続き 1DAYレジャー保険発売
三井住友海上は4月17日、全国のセブン―イレブン店舗に設置されている「マルチコピー機」を通じて、コンビニエンスストアで初となる「1DAYレジャー保険」の販売を開始した。セブン―イレブンで現在販売している1日単位の自動車保険「1DAY保険」に続く、オンデマンド型の保険商品。「1DAY保険」は2015年10月に発売し、1年4カ月で累計契約件数100万件を突破するなど、若年層を中心に好評を得ている。3月末現在でのセブン―イレブンの店舗数は2万286。両社は、これまでバイク自賠責保険や自転車向け保険等を同店舗で販売してきた。三井住友海上では、「手軽に保険に加入したい」というニーズと「近くて便利」な店舗を目指すセブン―イレブンとの親和性は非常に高いとしている。
「1DAYレジャー保険」は、レジャー・スポーツ時の「もしも」に備える保険で、1日500円から加入可能。
レジャー・スポーツ中の自身のけが以外にも、他人にけがを負わせた場合の損害賠償や遭難時の救援者費用も補償。ゴルフやハイキング・軽登山、スキーやスノボ向けの専用プランもある。
2種のプランを用意しし、個人で加入するプランの「ひとりひとり手厚くプラン」は、レジャー内容に合わせて補償内容を選べるのに対し、「みんなまとめて安心プラン」は、幹事などがレジャーの参加者をまとめて加入するプラン。
保険期間は補償開始から24時間で、契約タイプは、「ひとりひとり手厚くプラン」8タイプ、「みんなまとめて安心プラン」2タイプの計10タイプ。
「マルチコピー機」未設置店舗を除く全国のセブン―イレブンで取り扱う。申し込みの際は、店内「マルチコピー機」で手続きを行い、プリントされた払込票を基にレジで支払う。同店舗で、契約の申し込み手続きから保険料支払いまで完結可能で、事前にPCやスマートフォンで補償開始日や氏名、住所、電話番号などを予約登録すると店頭での手続き時間を短縮できる。
セブン―イレブンでの取り扱いにより、「1DAYレジャー保険」で入力した項目をそのまま引き継ぎ、「1DAY保険」に加入できるため、入力の手間を省き、スムーズな手続きが可能という特長がある。
「ひとりひとり手厚くプラン」で、「レジャー全般、ベーシック」(A1)の場合、1人当たりの保険料500円で、傷害死亡保険金300万円、傷害入院時一時保険金(5日以上の入院)・骨折時一時保険金各9万円、日常生活賠償保険金(本人のみ補償)1億円、救援者費用等保険金200万円の補償内容となる。また、同プランで「ハイキング・軽登山、プレミアム」(H2)の場合、1人当たりの保険料700円で、補償内容は、傷害死亡保険金250万円、傷害入院時一時保険金(同)15万円、骨折時一時保険金10万円、日常生活賠償保険金(本人のみ補償)3億円、救援者費用等保険金450万円。
一方、まとめて加入する「みんなまとめて安心プラン」で、「ゴルフコンペの幹事さん向け」タイプ(M2)の場合、 1人当たりの保険料300円で、ゴルフ賠償責任保険金(本人のみ・ゴルフ場内のみ補償)3億円、コンペでのホールインワン・アルバトロス達成祝品贈呈費用保険金5万円を補償する。
近年、顧客のライフスタイルや価値観が多様化し、シェアリングエコノミーのように「必要なときに必要な分だけ使用したい」というニーズが高まっている。また、健康に対する意識の高まりやワークライフバランスの考え方が広がるなど、余暇の時間をレジャーに充てる人が増えていくことが予想されるという背景がある。