2018.03.22 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 乳がんトータルでサポート

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命は、乳がんの早期発見から罹患(りかん)後までトータルサポートを行う女性に特化した新サービス「リンククロス ピンク」の提供を開始した。サービスの第一弾として、3月14日からサービスサイトを立ち上げ、日常から女性が「胸」に向き合う情報を提供する。同社では今後、顧客が前向きでより充実した人生を歩むことができるよう、乳がんと向き合い、安心・備えを強固にする商品とサービスを順次リリースしていく方針だ。

 「リンククロス ピンク」の第一弾は、サービスサイトを立ち上げ、胸に関する健康意識を高める情報提供を行う。
 女性にとって身近な「胸」に関する悩みの解決法から正しい乳がんの知識など、日常から女性が胸と向き合うために役立つ情報を届ける。
 乳がんセルフチェック方法の動画提供も開始。早期発見のためのチェック方法を動画で視聴できるとともに、チェック時の指の動かし方や強さを、分かりやすく説明し、視聴しながら実践できる。
 また、女性が安心して受診できる医療施設の検索サービスを提供。女性視点による「乳がん検診施設の検索・予約サービス」をはじめ、検診の詳細内容や「女医による診察」「女性技師による対応」など女性視点で条件設定ができる。なお、リンククロス会員かつ同社の契約者は、ネットや電話で簡単に検診の予約をすることが可能。契約者の他、被保険者や2親等以内の家族も利用できる。
 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命は2017年10月、乳がんに関する男女の意識を確認することを目的に、計1000人を対象に「乳がんに関するアンケート」を実施。「自分自身が乳がんにかかってしまうかもしれない」や「配偶者が乳がんにかかってしまうかもしれない」という不安を抱える回答がどちらも全体の6割を超えるなど、男女共に乳がん罹患時の強い不安がうかがえる結果となった。同社では、こうした現状を背景に、がんの中で日本人女性が最も罹患しやすいとされる乳がん(注)に関する正しい知識を身に付け、女性が前向きに人生を歩む応援をしたいとの思いから、女性社員を中心にサービスの検討を進めてきた。
 新サービス「リンククロス ピンク」では、保険会社としての「いざという時」の経済的保障に加え、乳がん早期発見のための必要なケア(セルフチェック)を行う新しいライフスタイルを提唱していくとともに、早期発見から罹患後のサポートまでトータルで取り組んでいく。
 (注)出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」『地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(13年)』