2018.01.23 ネオファースト生命「ネオdeきぎょう」 初の法人向け商品発売
ネオファースト生命は3月12日、法人の顧客向け商品「ネオdeきぎょう」(一定期間災害保障重視型定期保険)を発売する。万一の場合の事業保障資金や退職金準備等、経営者のニーズに対応することが可能な定期保険。基本保険金額5億円までの高額な事業保障を準備でき、解約返戻金を退職金準備等の将来に向けた資産形成に活用することも可能。健康状態については、4項目の告知のみで加入できる上、医師の診査は不要で、忙しい経営者も簡便な手続きで申し込みできる。同社では、今後、経営者向けの保険分野でも、新たな商品・サービスの提供に努めていくとしている。
法人向け生命保険は、経営者に万一のことがあった場合の保障の他、将来の退職金対策や事業承継・相続対策など、事業資金への備えとしての位置付けもある。
「ネオdeきぎょう」は二つのタイプから、経営者のニーズに合わせて保障を選択。「基本タイプ」(後期保障逓増特則適用なし)は、保険期間を通じて一定の金額を準備できるタイプで、前期期間の災害死亡保険金額を基本保険金額とし、後期期間の死亡保険金額は基本保険金額と同額となる。
一方、「逓増タイプ」(後期保障逓増特則適用あり)は、後期期間の保障が逓増するタイプ。前期期間の災害死亡保険金額を基本保険金額とし、前期期間終了後、基本保険金額の5倍を上限として毎年50%ずつ保障が逓増する。
どちらのタイプも、保険期間は10年以上とし、前期期間と後期期間に区分される。前期期間は、5年、10年、15年、20年、25年、30年のいずれかを顧客のニーズに合わせて加入時に選択できる。ただし、後期期間は5年以上であることが必要。
なお、保険期間の満期の年齢は、後期保障逓増特則の適用の有無や契約年齢等により、取り扱いが異なる。解約返戻金は経過年数によっては全くないか、あってもごくわずかの場合がある。
満期保険金はない。責任開始期以後に発生した不慮の事故(急激かつ偶発的な外来の事故)による傷害を直接の原因として、前期期間中に死亡したときに災害死亡保険金(基本保険金額)を支払う。災害死亡保険金が支払われる場合を除く前期期間中の死亡の場合、支払事由発生日における責任準備金額の死亡保険金を支払う。責任準備金額は既払込保険料累計額を下回り、経過月数ごとに変わる。
また、後期期間中に死亡したときは基本保険金額の死亡保険金(ただし、後期保障逓増特則を適用した場合は、支払事由発生日における保険金額)を支払う。
契約年齢は、基本タイプが20~80歳、逓増タイプが20~75歳。それぞれ、70~99歳満期、45~85歳満期で、いずれも最低基本保険金額は500万円(10万円単位)。加入限度の基本保険金額は基本タイプが5億円、逓増タイプが1億4000万円となっている。
保険料例としては、基本タイプの50歳、前期期間5年、年払い、基本保険金額1億円、77歳満期の場合、男性が318万5200円、女性が266万800円。また、逓増タイプの50歳、年払い、基本保険金額2000万円(満了時保険金額1億円)、72歳満期の場合、男性が232万1380円、女性が199万8480円となっている。