2017.12.19 第一生命 マツキヨ提携、ネオファーストの医療保険を販売

ドラッグストア大手のマツモトキヨシの一部店舗でネオファースト生命の商品パンフレットを設置し、マツキヨグループの代理店マツモトキヨシ保険サービスが保険商品を販売することで、第一生命・ネオファースト生命とマツモトキヨシホールディングスが協働の取り組みとして合意した。12月1日から首都圏14店舗で開始し、今後順次拡大する予定。

 マツモトキヨシ保険サービスは、グループ内への保険商品販売としていた事業領域を、来店客へと拡大することになる。販売するのは、ネオファースト生命の無解約返戻金型終身医療保険「ネオdeいりょう」、無解約返戻金型終身医療保険(引受基準緩和型)「ネオdeいりょう健康プロモート」、無解約返戻金型特定生活習慣病入院一時給付保険「ネオde健康エール」の3商品。
 保険パンフレットを設置するのは、matsukiyo LAB、健康サポート薬局の計14店舗で、東京・埼玉・千葉・神奈川の一部店舗から開始し、今後順次拡大することにしている。
 matsukiyo LABは、薬剤師・管理栄養士・ビューティースペシャリストの専門スタッフが美と健康をトータルサポートするヘルスケアショップ。健康や美容についての悩みを聞いて、来店客に最適な商品・健康・栄養管理法や美容の秘訣(ひけつ)など、きめ細やかなアドバイスを行う。一方、健康サポート薬局は、厚生労働大臣が定める薬局として、かかりつけ薬剤師・薬局の基本的な機能に加え、国民による主体的な健康の保持増進を積極的に支援する機能を備えた「健康サポート薬局」の基準に適合した薬局。
 今回の協働は、「いつまでも美しく、健康で豊かな生活を送れるよう奉仕する」マツモトキヨシと、「保険で健康になろう」をコンセプトとする保険商品を開発した第一生命グループとの新たな価値提供の一環となり、両者では、非常に親和性の高い取り組みであると位置付けている。
 今後、双方の持つビッグデータを活用した新たな商品・サービスの開発や、店舗を中心としたトータルな価値提供の強化等、健康寿命延伸に向けたさらなる協働の可能性を検討していく方針だ。
 第一生命グループでは最優先の戦略課題として「InsTech」の取り組みを推進。他業態と連携したエコシステムの実現等も視野に入れ、外部の開発力やアイデアを積極的に取り入れてイノベーションをリードすることを目指している。