2017.10.03 三井生命 「大樹セレクト」に新シリーズ、生存給付金特約を発売
三井生命は10月2日、3年ごとおよび満期時(20年後)に生存給付金(お守りボーナス)を受け取ることができる「生存給付金付定期保険特約」(生存給付金付定期保険特約016)を主力商品「大樹セレクト」(無配当保障セレクト保険)に付加した「大樹セレクト お守りプラス」シリーズを発売した。一般向け・女性向け・子ども向けの3種類で、重い病気や障がい状態の保障など必要な保障(特約)を組み合わせることが可能。「医療あんしんパック」を付加すれば、入院・手術・放射線治療等の基本的な医療保障を併せて準備することもできる。また同日、「大樹セレクト」に付加できる新特約「介護ねんきん特約」(介護生活サポート年金特約016)も発売。要介護3以上に該当した場合に、継続的に掛かる月々の介護費用や家族の生活費をサポートする。
「大樹セレクト お守りプラス」シリーズは、一般向けの他、被保険者が15歳以上の女性向けの「お守りジェンヌプラス」、同14歳以下向けの「お守りKIDSプラス」で展開。保険期間・保険料払込期間20年、契約年齢範囲3~50歳、更新限度80歳で、取扱保険金額は100万~300万円(100万円単位)。
お守りボーナス受取額や保障額を重視した「バリュープラン」と保険料を抑えた「ライトプラン」の2プランがあるが、これ以外にも、必要な保障(特約)を組み合わせて、自由に設計することができる。
「大樹セレクト お守りプラス」で、「バリュープラン」は特約保険金額200万円、20年間生存したときのお守りボーナス受取総額は124万円、「ライトプラン」ならそれぞれ100万円、62万円。
月払保険料は、被保険者が30歳男性なら「バリュープラン」が1万3319円、「ライトプラン」が7145円、30歳女性(お守りジェンヌプラス)なら、「バリュープラン」が1万792円、「ライトプラン」が6384円。また、被保険者8歳男性(お守りKIDSプラス)の場合は「バリュープラン」が7385円、「ライトプラン」が4614円となる。
同シリーズではこの他、「大樹セレクト」の特約のうち、入院・手術・放射線治療等への備えとして「総合医療特約」、入院に伴うさまざまな出費への備えとして「入院一時給付特約」、がんや女性特有の病気による入院・手術等への備えとして「女性疾病医療特約」などの医療保障特約を組み合わせた「医療あんしんパック」を付加できる。
医療あんしんパック付の月払保険料は、20歳男性が1万2814円、30歳女性1万5563円、8歳男性9839円。
一方、「介護ねんきん特約」は、特別養護老人ホームの新規入所の要件である公的介護保険制度の要介護3以上と認定された場合に、月額建ての年金を支払う。特別養護老人ホームに入所した場合などに、月々の介護費用や、介護を受ける人または介護する家族の毎月の生活費として利用することができる。
顧客の要望に合わせて、月額建ての年金を一生涯にわたって支払う終身年金、または5年有期年金・10年有期年金から選択することも可能。保険期間は終身で、更新等により保険料が上がることはない。高齢になるほどニーズが高まる介護保障を一生涯にわたって準備することができる。
1年に一度生存判定を実施し、生存判定日に被保険者が生存している場合、翌年の生存判定日まで年金を毎月支払う。
第1回年金請求の際に、1年分の未払年金の現価を1年に一度受け取ることができる「定期的な前払」を選択することもできる。