2017.09.01 太陽生命 「100歳時代年金」10月に発売、元気な長生きシニア応援

 太陽生命は8月29日、元気に長生きするシニアを応援する保険「100歳時代年金」を10月1日に発売すると発表した。「100歳時代年金」は、「長寿生存年金保険」と「終身生活介護年金保険」を組み合わせることができる商品。「長寿生存年金保険」は、一生涯にわたって年金を受け取れ、死亡時の保障をなくして解約払戻金を抑えることで、より多く受け取れるトンチン性を高めた年金。また、「終身生活介護年金保険」は、介護を必要とする状態となった場合に、一生涯にわたって介護年金を受け取れる。同社では、一生涯の年金保障に加えて、万が一要介護状態になった場合には、さらに多くの年金を受け取れることで、「人生100歳時代」のリスクに備えることができるとしている。

 「100歳時代年金」は、一生涯の年金保障と介護年金保障をセットにすることで、老後の生活資金だけでなく、万が一の介護費用に対しても備えることができる保険。加入年齢範囲を85歳まで拡大することで、より多くの人が加入できるようになった。正式名称は、「長寿生存年金保険(支払保証期間付終身年金)」が「無配当長寿生存年金保険(低解約払戻金型)(001)」、「終身生活介護年金保険〔Ⅰ型〕」が「無配当終身生活介護年金保険〔Ⅰ型〕(無解約払戻金型)(001)」。
 「長寿生存年金保険」は、死亡保障をなくし、解約払戻金を低く設定することで将来の年金額を大きくしたトンチン型年金で、年金支払開始日前における被保険者死亡時には、解約払戻金相当額を支払う。加入年齢範囲は50~85歳、年金支払開始年齢は60~90歳、保険料払込期間は5年以上。
 「終身生活介護年金保険」は、被保険者が同社の定める要介護状態に該当し、その状態が180日継続したと医師により診断されたとき、あるいは公的介護保険制度の要介護2以上に認定されたときに年金が支払われる。加入年齢範囲は15~85歳、保険料払込期間は、20~90歳満了(5~50年)。年金倍率は1倍。
 どちらも支払保証期間は5年で、総合保険料払込免除特約を付加すると、所定の要生活介護状態等だけでなく、がんなどの3大疾病や重度の糖尿病など所定の状態に該当した場合には、以後の保険料の払い込みは不要となる。
 契約年齢50歳のセットプラン契約例は、「終身生活介護年金保険」が保険料払込満了年齢70歳、基本年金額48万円で、「長寿生存年金保険」が保険料払込満了年齢・年金支払開始年齢70歳、年金額24万円の場合、口座月払保険料の合計は男性2万4941円、女性3万3428円となっている。
 以上の契約条件で、65歳時に終身生活介護年金の支払事由に該当したときは、毎年48万円の年金額を一生涯受け取れ、79歳までの受取年金累計額は720万円、89歳まででは同1200万円、99歳まででは同1680万円と長生きするほど受取年金額が多くなる。80歳時に該当したときは、89歳までの受取年金累計額は480万円、99歳まででは同960万円。
 また、「長寿生存年金保険」は70歳で年金の支払いが開始すると、一生涯毎年24万円の年金が受け取れる。79歳までの受取年金累計額は240万円で、89歳まででは同480万円、99歳まででは同720万円と、同様に長生きするほど受取額が増えていく。「長寿生存年金保険」部分の払込保険料総額は男性434万9760円、女性586万560円で、回復年齢(受取年金累計額が払込保険料総額を上回る年齢)は、男性が88歳、女性が94歳となる。