2025.06.05 ソニーフィナンシャルグループ 24年度末決算 当期純利益91%増787億円 ソニー生命当期純利益は581億円
ソニーフィナンシャルグループが5月15日に発表した2024年度末決算によると、連結経常収益は損害保険事業と銀行事業で増加したものの、生命保険事業で減少した結果、前年度比24.1%減の2兆6187億円だった。連結経常利益は損保事業で増加したものの、生命保険事業と銀行事業で減少した結果、同17.4%減の448億円となった。親会社株主に帰属する当期純利益は、ソニー生命で価格変動準備金の取り崩しを実施したことにより、同91.4%増の787億円となった。
ソニーフィナンシャルグループの24年度修正純利益は615億円だった。防衛特別法人税導入に伴う影響額を足し戻すと809億円となる。同ベースで、ソニー生命が691億円、ソニー損保が39億円、ソニー銀行が124億円といった内訳だった。25年度のグループ修正純利益は1075億円の見通しで、そのうちソニー生命は940億円、ソニー損保は60億円、ソニー銀行が110億円の見通しとしており、30年度のグループ修正利益として1700億円以上を目指すとしている。
24年度のソニーフィナンシャルグループの業績のうち、生命保険事業の経常収益は、一時払保険料の増加等に伴う保険料等収入の増加があったものの、特別勘定における運用益が減少したことにより、2兆1,057億円(前年同期比0.5%減)となりました。経常利益は、金利上昇の影響を受け、ALM(資産負債の総合管理)の考え方に基づくリバランスを目的とした債券売却により一般勘定における有価証券売却損益の悪化があったものの、変額保険等の市況の変動に伴う損益の改善により、329億円(同79.3%増)となった。
損害保険事業の経常収益は、主力の自動車保険を中心に正味収入保険料が順調に増加したことにより、1,242億円(前年同期比10.6%増)となりました。経常利益は、増収効果があったものの、自動車保険における支払保険金単価の上昇等により損害率が上昇したため、52億円(同2.2%減)となった。
銀行事業の経常収益は有価証券利息配当金等の資金運用収益の増加があったものの、子会社の持分法適用会社化による利益の減少により、経常収益は868億円(前年同期比13.1%増)、経常利益は179億円(同2.4%減)となった。