2025.07.30 日本航空保険プール 24年度概況 提供保険料は22億円増139億円 25年度はハード化へ転換の動き

日本航空保険プールは7月17日、第254回航空保険プール委員会を開催し、一般概況報告とともに2024年度プール運営費決算報告など各議題を審議・承認した。委員長及び副委員長選挙の結果については、委員長に宇井秀夫氏(東京海上日動常務執行役員)、副委員長に水上淳一朗氏(三井住友海上常務執行役員)を選出したことが報告された。

24会計年度のプール提供(グロス)保険料は、前年度の約117億円から約22億円増加し、約139億円(前年比119.0%)となった。

国際マーケットの動向については、次の通り報告が行われた。
航空保険マーケットは2010年以降ソフト化傾向が続いていたが、17年に大口自然災害の発生により再保険マーケット全体が徐々にハード化に転じる動きを見せると、18年10月に発生したライオン・エア610便墜落事故(死亡乗員・乗客数189人)、19年3月に発生したエチオピア航空302便墜落事故(死亡乗員・乗客数157人)を契機に、保険料率が顕著に上昇する局面に移った。