2026.01.07 損保協会 25年9月中間期決算概況 中間純利益は8.5%増

損保協会は昨年12月16日、加盟31社の2025年9月中間期決算概況を取りまとめ公表した。それによると、正味収入保険料は、商品・料率改定の影響による自動車保険や火災保険の増収などにより、前中間期(24年9月中間期)に比べ3.2%(1563億円)増加して5兆0493億円となった。

正味支払保険金は、24年1月に発生した能登半島地震に係る地震保険の支払いが収束に向かっていることや、国内の自然災害の減少に伴う火災保険の支払いの減少などにより、前中間期に比べ3.2%(898億円)減少して2兆6870億円となった。
損害率は、前中間期に比べ3.3ポイント低下して59.2%となった。
保険引受に係る営業費及び一般管理費は、前中間期に比べ1.4%(99億円)増加して6927億円となった。
諸手数料及び集金費は、前中間期に比べ0.6%(51億円)減少して8595億円となった。
これらを合計した事業費は前中間期に比べ0.3%(48億円)増加し、事業費率は前中間期に比べ0.9ポイント低下して30.7%となった。
損害率と事業費率を合計したコンバインド・レシオは、前中間期に比べ4.2ポイント低下して89.9%となった。
以上の増減益要因に、その他の保険引受収益および保険引受費用を加減算した保険引受利益は、前中間期に比べ2307億円増益となり3076億円となった。
資産運用収益は、有価証券売却益の減少(▲956億円)などにより、前中間期に比べ5.8%(840億円)減少の1兆3775億円となった。
資産運用費用は、有価証券評価損の減少(▲239億円)などにより、前中間期に比べ37.5%(497億円)減少して829億円となった。
資産運用収益から資産運用費用を差し引いた資産運用粗利益は、前中間期に比べ2.6%(344億円)減少の1兆2946億円となった。
経常利益は、保険引受利益の増益により、前中間期に比べ13.7%(1859億円)増益の1兆5431億円となった。
経常利益に特別損益や法人税等合計を加減算した中間純利益は、前中間期に比べ8.5%(911億円)増益の1兆1615億円となった。
総資産は、24年度末に比べ2.8%(8977億円)増加して33兆1327億円となった。