2024.11.12 アフラック少短 引受範囲をこれまで以上に拡大 がん経験者向け2商品を発売 アフラック販売代理店でも手続き可能に
アフラック少額短期保険は10月28日から、がんを経験した人向けに引受範囲をこれまで以上に拡大したがん保険、医療保険を新たに開発、「アフラック少短のがん経験者をささえるがん保険」「アフラック少短のがん経験者をささえる医療保険」として販売を開始した。アフラック少短の商品を取り扱うアフラックの販売代理店でも本商品を取り扱い、今後はアフラックの販売代理店でも手続きできる予定。
二つの新商品は、これまでアフラックの商品に加入できなかった20歳未満でがんを経験した子ども(満6歳以上)でも、がんの種類を問わず最終治療から5年以上経過していれば加入できる。また、満20歳以上の人は、がん最終治療から3年以上経過していれば加入できるよう、引受範囲を現在のアフラックの商品よりも拡大している。
「アフラック少短のがん経験者をささえるがん保険」は、小児がん経験者を含む20歳未満の人も、がんの種類を問わず、がんの最終治療から5年以上経過していれば申し込み可能。また、20歳以上の人は、がんの種類を問わず、がんの最終治療から3年以上経過していれば申し込みできる。
契約年齢は満6歳~満75歳、保険期間は1年(満79歳まで自動更新)。保障内容は「基本プラン」「充実プラン」「診断給付金プラン」の3プランから選ぶ。
「基本プラン」は、「がん入院給付金」について1日につき5000円、「がん通院給付金」について1日につき5000円、「治療給付金」について受けた月ごとに5万円(ホルモン剤治療のみの場合は2.5万円)、「がん先進医療給付金」について1回につき、先進医療にかかる技術料のうち自己負担額と同額または80万円のいずれか小さい金額―を支払う。
「充実プラン」は基本プランの保障内容に加えて「診断給付金」を、がんで30万円、上皮内新生物で3万円、一時金として支払う。「診断給付金プラン」は「診断給付金」のみを、がんで50万円、上皮内新生物で5万円を一時金として支払う。
なお、各プラン共通で3カ月の待ち期間があり、保険期間(1年)のすべての給付金を通算した支払限度額は80万円となる。
保険料例(新契約時)は、基本プランの場合、10歳男性2895円、同女性2895円、20歳男性2865円、同女性3075円、30歳男性2875円、同女性3155円、40歳男性2925円、同女性3480円、50歳男性3900円、同女性3785円、60歳男性5305円、同女性4515円、70歳男性6600円、同女性5690円。
「アフラック少短のがん経験者をささえる医療保険」の申込条件も「…がん経験者をささえるがん保険」と同じ。がんに限定して引受基準を緩和したことで、他の病気を含めて引受基準を緩和している同社の引受基準緩和型医療保険よりも低廉な保険料となっている。契約年齢、保険期間も「…がん経験者をささえるがん保険」と同じ。保障内容は、「基本プラン」「充実プラン(三大疾病一時金付き)」「充実プラン(診断給付金付き)」の3プランから選ぶ。
「基本プラン」は、「疾病/災害入院給付金」について5日以内の場合一律5日分2.5万円、6日以上の場合1日につき5000円を、「疾病/災害通院給付金」について1日につき3000円を、「手術給付金」について特定手術1回につき20万円、入院手術1回につき5万円、外来手術1回につき2.5万円を、「放射線治療給付金」について1回につき5万円を、「先進医療給付金」について1回につき、先進医療にかかる技術料のうち自己負担額と同額または80万円のいずれか小さい金額―を支払う。
「充実プラン(三大疾病一時金付き)」は「基本プラン」に加えて、「三大疾病一時金」を30万円、一時金として支払う。「充実プラン(診断給付金付き)」は「基本プラン」に加えて、「診断給付金」をがんで30万円、上皮内新生物で3万円、一時金として支払う。
保険料例(新契約時)は、基本プランの場合、10歳男性2945円、同女性2880円、20歳男性2510円、同女性2765円、30歳男性2570円、同女性3350円、40歳男性2675円、同女性3885円、50歳男性3475円、同女性2760円、60歳男性4830円、同女性3260円、70歳男性6435円、同女性4975円。
同社では今回の新商品発売について、「アフラックは、『がんに苦しむ人々を経済的苦難から救いたい』という想いのもと、1974年に日本で初めてがん保険を発売し、99年にはがん経験者でも一定の条件のもとで加入できるがん保険を発売したが、一方で、がんを経験したことで保険の加入を諦めていた人もいた。そこで、がんを経験した人にも、安心して自分らしく充実した人生を歩んでほしいという想いから、アフラック少短において、がんを経験した人向けに引受範囲をこれまで以上に拡大したがん保険、医療保険を新たに開発した」としている。