2024.08.23 アクサ生命 一時金付3大疾病保険料払込免除特約開発 変額「ユニット・リンク年金」発売
アクサ生命は8月26日より、『アクサの「資産形成」の変額年金ユニット・リンク年金』(正式名称:ユニット・リンク個人年金保険)の販売を開始する。長期分散積立投資によってセカンドライフに向けた資産形成ができる変額個人年金保険。また、3大疾病に罹患(りかん)した場合に保険料払込免除かつ一時金を支払う同商品専用に新たに開発した業界初(本年6月同社調べ)の特約「ワイドケア」(正式名称:3大疾病保険料払込免除特約(一時金付))を付加することができ、3大疾病に備えながら資産形成を継続することができるとしている。
「ユニット・リンク年金」は特別勘定資産での運用により、将来の資産形成が可能な変額個人年金保険で、年金種類は支払期間10年の確定年金。年金支払期間中の毎年の年金支払日に生存しているとき、年金支払開始日の前日の積立金額にもとづいて、所定の率で計算した年金額を支払う。被保険者が年金支払期間中に死亡した場合は、将来の未払年金の現価を死亡一時金として年金受取人に支払う。
また、年金支払開始日前に不慮の事故または感染症を直接の原因として死亡したときは、死亡した日の積立金額×110%を災害死亡給付金として支払う。災害死亡給付金の給付事由に該当しない原因で年金支払開始日前に死亡したときは、死亡した日の積立金額を死亡給付金として支払う。
特別勘定の種類は13種類で、最大10種類を組み合わせることができる。
契約年齢は0歳~75歳、年金支払開始年齢は60・65・70・95歳が設定可能で、最長95歳まで運用を継続することができる(年金払移行特約の中途付加により年金支払開始日の繰り上げも可能)。申込時に任意一時払保険料を払い込むことができ(「保険給付の責任を開始する時期に関する特約」を付加した場合は不可)、年金支払開始日前に、所定の範囲内で積立金の一部引出を行うことができる。
特約「ワイドケア」は、①保険料払込期間中に初めてガン(上皮内ガン除く)と診断確定されたとき②保険料払込期間中に急性心筋梗塞または脳卒中の治療を目的として(ア)所定の手術を受けたとき(イ)継続して5日以上の入院をしたとき―のいずれかに該当したとき、保険料の払込みを免除する。さらに、①特約の保険期間中に、初めてガン(上皮内ガン除く)と診断確定された②特約の保険期間中に急性心筋梗塞または脳卒中の治療を目的として(ア)所定の手術を受けた(イ)継続して5日以上の入院をした―のいずれかに該当したとき、3大疾病一時金を1回を限度に支払う。3大疾病一時金額は、主契約の月払保険料5万円以下ないし年払保険料60万円以下の場合50万円、月払保険料5万円超ないし年払保険料60万円超の場合、100万円となる。
アクサ生命は、生命保険の2大機能である「保障機能」と「長期資産形成機能」を両立させた「ユニット・リンク」シリーズを提供している。2009年1月の「ユニット・リンク」の発売以来、シリーズのラインアップを拡充しており、19年9月には介護・認知症に備えることができる「ユニット・リンク介護プラス」、21年10月には合理的な保険料で死亡保障が準備できる「ユニット・リンク定期」、22年9月には長期入院による収入減少に備えることができる「ユニット・リンク長期入院一時金プラス」の取り扱いを開始した。シリーズ4商品の合計保有契約件数は150万件を超えているという(24年6月末時点)。