2017.02.02 エイ・ワン少短、賃貸入居者向けミニ保険に新商品を発売

 エイ・ワン少額短期保険は2月10日から、賃貸入居者向け少額短期保険「賃貸入居者総合保険ハッピーワン」を、同社窓口で発売する。同商品は、家財補償、修理費用補償、賠償補償をセットにした、日常生活に関わるさまざまなリスクに対応できる総合保険。同社では「平均年間保険料が約1万5000円のミニ保険だが、主力保険として初年度10億円の保険料収入を目指す」としている。
 同保険は、家具や家電などを移動する際に落として故障させた、壁とドアを破損させたなど、不測かつ突発的な事故でも家財を補償し、貸主への損害賠償金を補償するようにしたことが特長。また、火災や水害などの被害を受け居住できなくなった際の転居費用や臨時宿泊費用、居室内死亡時の家賃の賠償やストーカー被害による転居費用も補償対象にする他、以前からニーズの高かった、水道管凍結のための解氷や修理も補償対象に加えた。
 料率は借用戸室の建物構造によらず1本料率とし、損害保険金として支払う損害の額は、家財の再調達価額によって定める。
 さらに、選択の幅を広げるため、今回は同社で初めて、スタンダードワンプラン(年間8700円~)とライトワンプラン(年間8000円~)の二つのプランを用意した。
 同社ウェブサイトからの申し込みも可能で、パソコン、スマートフォンからも加入できる。
 同社が2012年に発売した、賃貸入居者の家財を守り、日常生活で賠償責任が発生した際に補償する「賃貸入居者あんしん総合保険」は、発売以来110~120%と年々伸び続けている。これまで賃貸入居者向けにすべてを網羅した総合保険がなく、入居者、家主ともにニーズが高かったことから、同社では、同保険の補償をさらに拡充し、最も補償範囲が広く充実した保険を目指して「賃貸入居者総合保険ハッピーワン」を商品化したとしている。