2023.03.28 T&Dフィナンシャル生命 介護・認知症にも備える「円貨プラン」新設、4月から「ファイブテン・ワールド3」発売

T&Dフィナンシャル生命は4月1日から、「ファイブテン・ワールド3」(正式名称:無配当介護認知症保障型個人年金保険(通貨選択・Ⅰ型)/無配当外国為替連動型個人年金保険(通貨選択・Ⅱ型))の販売を開始する。海外の金利と為替を活用した一時払の個人年金保険「ファイブテン・ワールド2」をリニューアルした商品で、円で着実に資金を増やして将来の介護や認知症に備えられる「円貨プラン」を新設。これにより、顧客ニーズに応じて「円貨プラン」と「外貨プラン」の二つのプランから選択できるようにした。

「円貨プラン」では、基本保険金額以上の年金原資額が契約時に確定する。据置期間中の死亡保険金額や解約払戻金額を抑制して円金利で着実に年金原資を大きくするようにする。基本保険金額(一時払保険料)は100万円から。据置期間は5年・10年から選択できる。契約時の初期費用の負担はなく、据置期間満了時に年金支払開始日を変更し、据置期間を延長することができる。年金支払開始日の変更により、変更基準日(変更前の年金支払開始日)に基本保険金額・積立利率が再設定される。据置期間中、公的介護保険制度の「要支援1」以上に認定、または「認知症」と診断確定した場合、基本保険金額(一時払保険料)に積立利率を用いて、経過年月日数により計算した介護認知症保障額を支払うことで、基本保険金額以上の介護認知症保障額で備えることができる。介護認知症保障額は、介護認知症年金での支払いに代えて一時金で支払うことも可能。また、介護認知症年金支払移行特約や付帯サービス「介護コンシェル」(サービス提供は㈱インターネットインフィニティー)を活用することで人生100年時代の老後のサポートを提供する。「介護コンシェル」では、ケアマネジャーの紹介や認知症予防ツールの提供など、個々の事情に応じた最適な介護・認知症サポートサービスを提供する。
円貨プランの基本保険金額(一時払保険料)は100万円以上7億円以下(1000円単位)。保険料払込方法は一時払。付加できる特約に、介護認知症年金支払移行特約、指定代理請求特約、終身保険移行特約、年金支払移行特約(Ⅰ型)、新遺族年金支払特約がある。据置期間5年の場合の契約年齢は40歳~90歳、年金支払開始年齢は45歳~95歳。据置期間10年の場合の契約年齢は40歳~85歳、年金支払開始年齢は50歳~95歳。
なお、「外貨プラン」は海外金利を活用して運用成果の確保を目指すプラン。契約日の翌営業日から目標値到達の判定を開始する。初期費用・為替手数料がかからないため、契約当初から効率的な運用が可能。目標値を設定し、到達したら自動的に円で運用成果を確保し、国内金利を活用した終身保険に移行する。保険金最低保証特約を付加することで、据置期間中の死亡保険金額は基本保険金額を円で100%最低保証する。
基本保険金額(一時払保険料)は50万円以上7億円以下。運用通貨は米ドルまたは豪ドル。