2022.04.25 太陽生命 受取方法を充実、高額契約優遇制度導入、金融機関向け「My年金Best外貨2」発売
太陽生命は4月1日から、金融機関代理店取り扱いの「My年金Best外貨2」(正式名称:無配当通貨指定型一時払個人年金保険)の販売を開始した。従来の「My年金Best外貨」に二つの新機能を追加したもので、顧客の幅広いニーズにより柔軟に応えるように した。
「My年金Best外貨」は一時払保険料を契約時の予定利率で運用し、年金支払開始日以後、毎年一定額を支払う商品だったが、「My年金Best外貨2」ではそのシンプルな商品性を引き継ぎつつ、受取方法の充実と高額契約の優遇制度を導入した。
同商品では契約日から10年の据置期間が満了すると5年の確定年金を受け取ることができるが、受取方法に一括受取への変更などのほかに、顧客のマネープランの変化や為替変動時のリスク軽減に対応できるよう、終身保険への移行や年金据置ができるようになった。
年金据置については、年金据置特約を付加することで、指定通貨建で年金を据え置くことができる。
また、契約日から1年経過以後、終身保険移行特約を付加することで、円建または指定通貨建の終身保険に移行することもできるようになった。
高額契約の優遇制度については、多くの資金を有効活用したいという顧客の要望にあわせ、保険料が一定額以上大きくなると受取額が増加する制度を導入した。併せて、加入できる一時払保険料の通算限度額を最大10億円に拡大した。
具体的には、「一時払保険料ランク」が「30万通貨以上」「100万通貨以上」の基準を満たす契約の場合、一般の契約と比較して一時払保険料に対する年金額等が増加する。「100万通貨以上」と「30万通貨以上」を比較した場合には、「100万通貨以上」の方が年金額等の増加率が大きくなる。なお、高額契約の判定では他の契約との通算はなく、契約ごとの判定となる。
主な契約取扱いは、保険料払込方法が一時払、指定通貨は米ドル・豪ドル(契約者が契約時に指定した通貨)、加入年齢(被保険者満年齢)は18歳~80歳。死亡給付金受取人の範囲は配偶者もしくは2親等内の血族。据置期間は10年。年金保障期間は5年で年金支払開始時に10年確定年金を選択可能。
一時払保険料の最低限度は1万ドルで「円入金特約」を付加した場合は100万円(10万円単位)、最高限度は1契約9億円で、他の通貨指定型保険の一時払保険料と合算して10億円。保険料単位は100ドル単位。年金種類は確定年金で年金支払開始年齢は28歳~90歳で1歳単位。
4月1日時点の取扱金融機関代理店は、京都銀行、三十三銀行、大光銀行、但馬銀行、千葉銀行、百十四銀行、広島銀行、みちのく銀行、三菱UFJ銀行となっている。