2022.01.13 大樹生命 医療保険「おまもリーフ」発売、ケガや感染症の入院等保障
大樹生命は12月21日から、「大樹のケガと感染症の入院保険『おまもリーフ』(無配当感染症入院保障付災害医療保険(無解約返戻金型))」の販売を開始した。年齢・性別を問わず身近なリスクである「ケガ」と「感染症」について、必要な医療費や諸費用をまとまった一時金で保障する保険。また、家族の保障も同時に申し込めるように分かりやすくシンプルな商品内容とし、家族の「つながり」や「絆」を深めるための一助となることをコンセプトにしている。
世界的に流行している新型コロナウイルス感染症は、誰もが感染するリスクであることに加え、誰にでも感染させるリスクであり、日本国内の新型コロナウイルス感染症の累計陽性者数は、2021年11月末時点で約172.1万人に上っている。新型コロナウイルス感染症で入院した場合、入院期間が2週間近くに及ぶこともあり、同社の試算によると、入院に伴う出費や休業による収入の減少といった経済的な負担が約11.3万円程度発生することも想定されるとのこと。
また、内閣府の「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」によると、外出自粛要請やテレワークの浸透・定着等により約半数の人が「家族と過ごす時間が増えた」と回答し、さらにこのうち9割以上の人が「現在の家族と過ごす時間を今後も保ちたい」と回答しており、多くの人が感染症拡大前に比べて、家族の「つながり」や「絆」の大切さをあらためて感じている状況が見て取れる。このような背景から、同商品は、「ケガ」と「感染症」のリスクに対し、本人のみならず家族も保障する商品として開発された。
同商品のポイントは、①ケガの入院・手術や感染症の入院に、一時金で備えることができる②保険料は月々300円台で、加入年齢にかかわらず一律③簡易告知で、持病のある人でも申し込みができる④家族の保障も同時に申し込める―の4点。
保障内容は、ケガで1日以上入院したときに災害入院一時給付金として10万円、ケガで所定の手術を受けたとき災害手術給付金として10万円、所定の感染症で入院したときに感染症入院一時給付金として10万円を支払う(感染症については責任開始日から14日間の不担保期間あり)。また、オプション(特定損傷特約021)を付加することで、骨折等の治療を受けたときに特定損傷給付金として5万円を支払う。
医師の診査は必要なく、①入院・手術・放射線治療・先進医療による療養を医師から勧められているか②現在、外傷で医師の診察・検査・治療・薬の処方を受けているか③現在、同社所定の感染症で医師の診察・検査・治療・薬の処方を受けているか―の3項目が「いいえ」なら申込可能。
被保険者に指定可能な範囲は、契約者の配偶者・契約者の2親等内の血族で、契約者の同居の家族のほか、同社所定の条件を満たしている別居の家族・同性パートナー・事実婚のパートナー・婚約者も被保険者として、同時に申し込むことができる。
加入年齢範囲は0~75歳、保険期間/保険料払込期間は5年。保険料(口座振替扱)は、主契約のみであれば男性月額370円、女性340円。男性年額は4410円、女性は4060円。主契約+オプション付加だと、男性月額635円、女性500円。男性年額は7540円、女性は5915円―となる。
同社は本商品を通じて、世帯・世代を「つなぐ」役割を果たし、より多くの顧客に寄り添い、安心を届けるとしている。