2020.08.19 ■住友生命 20年度第1四半期決算、グループ・単体とも減収減益[2020年8月7日]
住友生命が8月7日に発表した2020年度第1四半期決算によると、連結保険料等収入は前年同期比14・8%減の5332億円となった。グループ基礎利益は同6・5%減の837億円だった。グループの新契約年換算保険料は同26・0%減の522億円。保有契約年換算保険料は前年度末比0・3%減の2兆7970億円となった。連結総資産は同2・8%増の39兆7194億円、連結ソルベンシー・マージン比率は903・0%で同33・0ポイント上昇した。 住友生命単体の新契約年換算保険料(個人保険と個人年金保険)は前年同期比54・8%減の130億円。このうち第三分野は同60・7%減の39億円だった。 保有契約年換算保険料(個人保険と個人年金保険)は前年度末比0・5%減の2兆2902億円で、このうち第三分野は同0・4%減の5541億円だった。 経常収益は前年同期比10・3%減の7011億円となった。このうち、保険料等収入は同16・7%減の4755億円、資産運用収益は同14・0%増の1955億円となった。 経常費用は同10・5%減の6761億円で、このうち保険金等支払金は同10・9%減の4327億円、責任準備金等繰入額は同25・5%減の708億円、資産運用費用は同5・7%増の678億円、事業費は同2・5%減の775億円だった。 経常利益は同2・8%減の250億円、四半期純剰余は同5・0%減の119億円、基礎利益は同6・6%減の777億円となった。 総資産は前年度末比3・9%増の34兆2199億円、実質資産負債差額(実質純資産額)は同5・8%増の6兆7142億円、ソルベンシー・マージン比率は同43・5ポイント上昇して917・1%だった。 解約・失効年換算保険料は前年同期比24・6%減の141億円。 メディケア生命の新契約年換算保険料は同67・1%増の26億円、保険料等収入は同11・2%増の107億円、保有契約年換算保険料は前年度末比4・9%増の435億円となった。 海外事業では、シメトラ社(米国)の新契約年換算保険料は前年同期比8・8%減の365億円、保険料等収入は同3・1%増の468億円、保有契約年換算保険料は前年度末比0・2%増の4633億円だった。