2018.07.31 アクサ生命 医療保険「スマート・ケア」に新商品、持病悪化防止サポート
アクサ生命は8月2日、「アクサの『一生保障』の医療保険スマート・ケアwith You」(限定告知型終身医療保険〈無解約払戻金型〉)を発売する。同社は昨年9月、平均在院日数の短期化や入院費用の高額化など、現在の医療環境の変化に対応した次世代型の医療保険「スマート・ケア」(医療治療保険〈無解約払いもどし金型〉)を発売。「スマート・ケアwith You」は、「スマート・ケア」の最新の医療実態の変化に対応した新型の給付を開発するというコンセプトに基づき健康状態に不安を抱える人向けに開発したもので、既存の医療保険「OKメディカル」(限定告知型終身医療保険〈無解約払戻型〉)にはなかった三つの特約を追加。また、糖尿病や脳梗塞、心筋梗塞の重症化・再発防止のケアコーディネーションプログラムを導入した。
「スマート・ケアwith You」は、持病(既往症)のある顧客や、過去に入院・手術をした顧客も申し込みしやすい商品で、契約前からの持病(既往症)の悪化・再発による入院・手術も保障する。
新たな特約として、「限定告知型入院治療一時金特約」「限定告知型手術補完給付特約」「限定告知型3大疾病保険料払込免除特約」を追加。これら特約を付加することで「入院治療一時金」を受け取れる他、公的医療保険制度の対象となる約1000種類の手術をカバー。3大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)で所定の要件(医師によりがんと診断確定されたとき、急性心筋梗塞・脳卒中により手術を受けたとき、または継続5日以上入院したとき)を満たした場合、以後の保険料の払い込みが免除される。この他、先進医療に対する保障や終身の死亡保障も特約により、充実させることができる。
また、従来の無料サービス「アクサメディカルアシスタンスサービス」に加え、二つの付帯サービスを優待価格で提供。健康状態に不安を抱える顧客に対して、特定の疾病(糖尿病・脳梗塞・心筋梗塞)にフォーカスし、持病が悪化しにくくなるよう、それぞれの状況に合わせて個別具体的にカスタマイズされたサポートプログラムを提供することで、顧客に寄り添ったサポートを目指す。
このうち、「糖尿病重症化予防プログラム」は、看護師がかかりつけ医と一緒に、食事や運動習慣の指導を行うもので、自分一人では改善することの困難な生活習慣を改善することで、糖尿病の重症化を防ぐことを目的としている。一方、「生活習慣改善支援プログラム」は、脳梗塞・心筋梗塞の既往症のある人を対象に、生活習慣を「見える化」しながら健康づくりを「自己管理」し、さらに医療専門スタッフが健康アドバイスを行うことで、正しい生活習慣を身に付けるサポートプログラム。減塩指導や睡眠指導などにより、一人一人の生活習慣や健康状態に応じて最適な指導を行う。
入院給付金日額5000円、入院治療一時金額5万円、手術補完給付金日額5000円、保険期間・保険料払込期間終身、限定告知型3大疾病保険料払込免除特約付加、50歳男性の口座振替月払保険料は8215円、女性は7360円となる。