2016.10.03 朝日生命が女性向けに新ユニット型保険を発売、特定部位手術を重点的に保障

 朝日生命は10月3日から、同社が推進する“女性の「私らしく輝いて生きる」を応援する”をコンセプトとした取り組みの一環として、女性のための保険「やさしさプラス」と新特約を発売する。「やさしさプラス」はライフステージの変化に合わせて必要な保障を必要なだけ組み合わせることができる同社の「保険王プラス」のユニット型の保障を引き継ぐ商品で、女性特有の手術を重点的に保障する特約の他、付帯サービスとして女性向けの健康相談、専用サイトを通じた情報提供を行う。同社では発売に合わせて、女性の活躍を支える各種社会貢献活動も開始。同商品のブランド育成を図る。
 新たに提供を開始する特約「マイメディーナ」(無配当女性手術重点保障特約〈返戻金なし型〉)は、乳がん、子宮がんの他、子宮筋腫や子宮内膜症など、女性が不安に思う疾病に対する手術(注)を幅広く重点的に保障。手術の内容にかかわらず給付金額は一律で、良性腫瘍による子宮や卵巣の一部摘出の場合でも最高30万円を女性手術給付金として支払う。給付金は手術痕や副作用などの手術で低下したQOLを向上させるための費用に活用できる。Ⅱ型を選択した場合は、手術給付金の支払いがなかったときに5年ごとに女性応援給付金を支払う。
 付帯サービスとして、加入者には専用の無料電話相談サービス「女性のための健康相談サービス」を提供。女性の専門相談員を配置し、女性ならではの症状や悩みの相談に対応する。また、専用サイト「やさしさプラスONLINE」を開設し、商品の特長や乳がん検診の基礎知識や、治療の副作用による外見の変化について対面でカウンセリングを受けられる専門施設やメークなどのワンポイントアドバイスの紹介などさまざまな情報提供も行う。
 なお、同社では新商品発売に合わせて、女性を後押しする各種社会貢献活動を実施。従来、ピンクリボン運動とともに実施してきた、自治体ごとに異なる乳がん検診の情報を営業職員が地域の顧客に知らせる「乳がん検診お知らせ活動」を強化する他、NPO法人や企業と連携して、乳房再建についての正しい情報提供とNPO法人への寄付、体調の自己管理や主治医・職場での相談に活用できる「がんと働くリワークノート」の提供を通じたがん治療と仕事の両立の支援、治療の副作用による外見の変化をカバーする方法の紹介を行う。さらに、同社では加入者数に応じて寄付を実施し、(公社)日本ユネスコ協会連盟を通じて、女性が教育の機会を得て自立し、地域が活性化することを目指す活動を支援する。
 同社では、新商品の発売に合わせて、営業職員を通じて寄せられる顧客の声を女性職員の視点・感性・価値観に基づいた新たな商品・サービスの開発や社会貢献活動につなげる「やさしさの輪プロジェクト」を立ち上げ、同プロジェクトを全社で推進することを通じて同商品を多くの顧客から選ばれるブランドに育てていくとしている。
 (注)対象部位は、乳房(乳頭・乳輪を含む)、子宮、卵巣、卵管、甲状腺、上皮小体(副甲状腺)。