2018.03.15 住友生命 エヌエヌ生命「エンブレムN」シリーズ、「重大疾病保障」を販売

住友生命は4月2日から、同社の営業職員チャネルで、エヌエヌ生命の法人向け保険「重大疾病保障保険」を「エンブレムN 重大疾病」の名称で取り扱い開始する。2017年4月に開始した「エンブレムN 生活障害定期」「エンブレムN 逓増定期」の商品供給に続く業務提携の取り組み。今回の取り扱い開始により、住友生命は事業保険分野で、より一層の競争力向上を図る。一方、エヌエヌ生命では、より多くの中小企業とその経営者が財務や財産の面で安定した将来を確保できるようなサービスの提供と、中小企業サポーターとしての身近な存在を目指すとしている。

 住友生命とエヌエヌ生命は16年、有益なパートナーシップを構築し、多様化する顧客ニーズにより一層応えることを目的とし、業務提携を行うことに基本合意。17年4月からは、住友生命の約3万人の営業職員が、エヌエヌ生命の法人向け定期保険「生活障害保障型定期保険」と「定期保険/低解約返戻金型逓増定期特約Ⅱ」をそれぞれ「エンブレムN 生活障害定期」「エンブレムN 逓増定期」の名称で取り扱いを開始した。
 中小企業マーケットの深耕と、多様化する顧客ニーズに対するスピーディーで効率的な商品ラインアップの拡充を図っている。
 「エンブレムN 重大疾病」(重大疾病保障保険)は、経営者や従業員が重大疾病(悪性新生物〈がん〉・急性心筋梗塞・脳卒中)になった場合の「就業不能リスク」に対する保障を準備できる商品。
 保険料は保険期間を通じて一定で、法人契約の場合、一定の要件で、支払保険料を全額損金算入することができる。
 また、急な資金ニーズには、解約返戻金の活用も可能で、一時的に必要な資金を用立てする契約者貸付も利用できる。
 死亡給付金は、被保険者が死亡した日の責任準備金額を支払い、重大疾病保険金と死亡給付金は重複して支払わない。死亡給付金は、重大疾病保険金よりも少ない金額となり、ごく少額かまったくない場合がある。なお、がんの保障は、契約の責任開始日からその日を含めて91日目から開始する。
 両社は、業務提携のメリットを最大限生かし、今後も引き続きより良い商品・サービスの提供、拡大を検討していくことで顧客のさまざまなニーズに応えていきたいとしている。