2018.02.13 アクサ生命の新商品 「長期保障」の定期 発売、98歳までの死亡保障

アクサ生命は2月19日、「アクサの『長期保障』の定期保険 フォローアップライフ」(正式名称:災害保障重点期間設定型定期保険)を発売する。契約当初の一定期間、災害以外を原因とする死亡保険金を抑制することで、割安な保険料を実現するとともに、告知扱いで保険金額5億円までの高額な保障に加入できる定期保険で、中小企業経営者のニーズに応えた商品。法人の顧客は「経営リスク」への備えとして、事業継続資金や運転資金、役員退職慰労金の準備に、個人の顧客は「長期保障」として、遺族の生活費の準備や相続対策などに活用できるとしている。

 「フォローアップライフ」は、98歳までの長期の死亡保障を割安な保険料で準備可能。契約から一定期間は災害以外を原因とする死亡保険金を抑えるため、その分保険料が割安になっている。
 まとまった資金が必要になったときには、契約者貸し付けや払い戻し金を活用できる。
 三つの告知項目で申し込みが可能で、医師の診査は不要。
 また、「払済終身保険」に変更し、保険料を負担することなく一生涯の保障として契約を継続することもできる。
 第1保険期間中、不慮の事故や感染症で死亡したときは災害死亡保険金(保険金額)を、それ以外で死亡したときは死亡保険金(月払保険料×契約日から死亡日までの経過月数)を支払う。第1保険期間中の災害死亡保険金と死亡保険金は重複して支払わない。また、第2保険期間中に死亡した場合は、保険金額を死亡保険金として支払う。
 契約年齢範囲は15~80歳、保険期間は70~90歳(1歳刻み)・98歳満了で、最高保険金額は5億円。
 契約年齢30歳、年払い、保険金額1億円、保険期間・保険料払込期間満了年齢98歳で、第1保険期間10年の場合の保険料例は、男性184万7700円、女性153万9900円となっている。
 「フォローアップライフ」を法人契約する場合は、「アクサメディカルアシスタンスサービス」の「メンタルサポートサービス」(ティーペック株式会社が提供)も無料で利用可能。経営者と従業員が安心で健やかな生活を送れるよう、47都道府県、230カ所の国内最大級のカウンセリングネットワークを通じて、臨床心理士を中心とした心理カウンセラーが、経営者や従業員に面談や電話によるカウンセリングを提供し、心の問題解決をサポートする。
 中小企業経営を取り巻く環境は超高齢社会を迎えて大きく変化し、事業承継への備えは社会的課題となっている。
 アクサ生命は、こうした社会環境の変化に合わせて、商品やサービスを開発し適時に届けることの重要性をあらためて認識したことから、新商品の開発に至ったとしている。
 同社では、今後も常に顧客に寄り添い、単に保険金や給付金を支払う「支払者(ペイヤー)」から、顧客のリスクを予防・軽減するアドバイスやサービスを提供し、顧客の健やかで幸せな人生を守るための「パートナー」となることを目指すとしている。