2025.07.02 損保協会 舩曵新協会長インタビュー 顧客との信頼関係再構築の年に 実効性ある「第三者評価制度」運営に注力 企業のリスクマネジメント力向上では認定制度も

損保協会が6月30日に開催した定時社員総会での役員改選により、MS&ADインシュアランスグループホールディングス取締役社長・グループCEOの舩曵真一郎氏が新たな協会長に就任した。保険毎日新聞などとのインタビューに応じた舩曵新協会長は今後の抱負として、一昨年に不正事案が発覚して以来、社会から厳しい視線が注がれる損保業界について、信頼回復を再構築する一年にしていきたいと述べ、とりわけ損保協会で現在進めている「第三者評価制度」の運営や、企業におけるリスクマネジメント力の向上の支援に注力していく考えを示した。

舩曵新協会長ははじめに今後の抱負を述べ、最も注力していくこととして、損保業界として一連の不正事案の再発防止策を徹底するとともに、5月に成立した「保険業法の一部を改正する法案」や、今後公表される改正版の「保険会社向けの総合的な監督指針」などを踏まえて販売体制を再構築し、「(消費者や企業などの)お客さまが損害保険に安心して加入し、保険金を受け取る際にも満足感を持ってもらうようにしていくことで信頼を回復していきたい」と説明。具体的な施策として、顧客本位の業務運営を徹底し、保険代理店および募集人の業務品質を確保するために、現在本格運用に向けた準備を進めるとした。