2025.06.11 フコク生命グループ 24年度末決算 基礎利益15%増で過去最高更新 新たな利益配分方針で大幅増配
フコク生命グループが5月26日に発表した2024年度決算によると、富国生命、フコクしんらい生命2社合算の保険料等収入は前年度比1.8%増の7721億円、基礎利益は同15.4%増の1148億円で増収増益となった。基礎利益は2年連続で過去最高を更新。新契約年換算保険料は同12.3%増で4年連続で増加した。
24年度末決算を発表するにあたり同社では、「『金利ある世界』における価値の創出と新たな利益配分方針」を表明した。「『金利ある世界』における価値の創出」では、リスク・リターン効率が最適となるポートフォリオのもとで運用収益の拡大を図ったとし、▽金利上昇局面を捉え円建公社債の銘柄を入替え▽物価上昇が定着する中、中長期的に収益性の向上が見込める株式やファンドの積増し▽貯蓄性商品の予定利率を引上げ、金利上昇にキャッチアップした利差配当の増配―を実施。「新たな利益配分方針」では、「ご契約者への配当還元」「従業員の処遇改善」「内部留保」の順序で利益配分を実施するとし、▽「より早くより多く、長く続けて頂いた方にはさらに多く配当をお返ししたい」という想いのもと、配当還元を加速▽従業員の給与引上げに加え、職員還元を目的とした任意の積立金を創設▽危険準備金と価格変動準備金は、ほぼ限度額まで積上げを示した。