2025.05.22 第一生命HD 24年度末決算 グループ修正利益38%増の大幅増益 24円増配し配当性向45%に
第一生命ホールディングスが5月15日に発表した2024年度末決算によると、国内は第一生命で順ざやが大幅に改善、第一フロンティア生命で大幅増益となったほか、米プロテクティブ、豪TALともに順調で円安効果もあり、海外全体で修正通期予想に対して104%と順調な進捗となった結果、グループ修正利益は前期比38%増の4395億円(2月修正後の通期予想に対する達成率106%)を計上。修正ROEは増益に加え国内株の削減効果もあり、同2.5ポイント上昇し10.7%で、良好な経済環境を背景に2指標ともに26年度目標値を前倒しで達成した。
第一生命HDの連結経常収益は前期比10.5%減の9兆8732億円、連結経常利益は同33.4%増の7190億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同33.9%増の4296億円、グループ基礎利益は同22%増の6388億円となった。
グループ修正利益が38%増と大幅増益となった要因としては、第一生命で国内株式売却が順調に進捗した他、経済環境がおおむね良好に推移したことで利配収入が上振れるなど順ざやが大幅に改善したこと、第一フロンティア生命で米金利急騰懸念の後退に伴う運用費用の減少や円安に伴う解約益の増加等により修正予想には届かなかったものの前期比で大幅増益となった。
海外事業は各社とも順調。円安効果もあり、2月公表の修正予想を達成。海外全体で修正通期予想に対して104%と順調な進捗。PLCは現地通貨ベースで順調に推移。期末の円安環境による持ち上げもあり、円貨ベースにおいても修正予想を超過。TALは3月末にかけて円高が急速に進展したものの、円貨ベースでも修正予想を達成した。