2025.05.15 金融庁 「保険会社向けの総合的な監督指針」改正案を公表 「有識者会議」「金融審WG」踏まえ早急な改正期す 「過度な便宜供与の防止」「不適切な出向の防止」など7項目

5月12日、金融庁が「保険会社向けの総合的な監督指針」の一部改正(案)を公表した。改正の内容は、▽損害保険会社による保険代理店に対する指導等の実効性の確保▽保険代理店等に対する過度な便宜供与の防止▽保険代理店等に対する不適切な出向の防止▽代理店手数料の算出方法適正化▽顧客等に関する情報管理態勢の整備▽政策保有株式の縮減▽仲立人の媒介手数料の受領方法の見直し―の7項目で、A4判新旧対照表で17ページのボリューム。パブリックコメントの締め切りは6月13日(金曜日)午後5時00分(必着)となっている。

3月に国会に提出された「保険業法の一部を改正する法律案」に関しては、金融庁では政令、府令の改正も予定されているとしていたが、それらに先立って監督指針案が公表された。金融庁では、「損害保険業における保険金不正請求事案及び保険料調整行為事案を受け、顧客本位の業務運営の徹底及び健全な競争環境の実現といった観点から、制度・監督上における必要な対応を検討するため、2024年3月から6月にかけて、「損害保険業の構造的課題と競争のあり方に関する有識者会議」を開催して幅広く議論を行った。