2024.10.11 hokan 保険業界特化型プロフェッショナルサービス提供 子会社として「CIEN」を設立
㈱hokan(小坂直之代表取締役社長CEO)が9月18日付で、完全子会社として「株式会社CIEN(シエン)」(東京都中央区日本橋茅場町一丁目8番1号、小坂直之代表取締役CEO)を設立し「保険業界特化型プロフェッショナルサービス」を開始した。
CIENは、保険業界の専門知識を有したプロフェッショナル人材によるコンサルティンググループで、「お客さまの価値と成果を拡張し、卓越させる」ことを目指し、クラウド型保険代理店システム「hokan(R)」の開発・提供で得られた知見・ノウハウとプロフェッショナル人材とを掛け合わせることで、独自のプロフェッショナルコンサルティングサービスを提供する。保険業界の顧客の経営、事業、人材育成に至るまでを一貫して支援し、顧客のビジネスに新たな価値を生み出し、持続的な成長を実現するとしている。
次の事業(サービス名は仮称)をはじめ、複数の事業を展開する予定。
▽SOKEN:コンサルティング、新規事業創発支援、リサーチ、デザイン
▽M&A+:保険代理店の事業承継マッチングプラットフォーム、仲介、アドバイザリー
▽CENTER:業界特化型のコンテンツや教育研修プログラム
▽HR:保険業界特化型の人材業務支援、BPO、採用コンサルティング
hokanは、「保険業界を更新し、革新する」というミッションのもと、テクノロジーを活用した業界変革を目指し、クラウド型保険代理店システム「hokan(R)」の開発・提供を行ってきた。同プロダクトは、保険業務に関わる態勢整備やコンプライアンス強化に強みを持ち、保険代理店や保険会社など多くの顧客が導入している。
同社ではCIEN設立について、「近年、保険業界では、金融庁や業界団体による業法の見直しや規制強化の動きが急速に進行している。また『2025年の崖』問題や人材不足など、企業を取り巻く環境は著しく変化している。これに伴い、hokanには、『「hokan(R)』ユーザーである保険代理店や保険会社から、業界変化に対応するためのサポートとして、生成AIなど新たなテクノロジーの実装やPoC(概念実証)、人材やM&Aなど、幅広い内容の問い合わせが多数寄せられた。このような背景から、テクノロジーを活用したプロダクト開発から事業を発展させ、保険業界を支援するための新たなサービス事業を立ち上げることが急務であると考えた。これによりコンサルティングサービスなどの『支援』、そしてPoCから実装までの『試演』を通して、企業のさらなる成長をサポートする『CIEN』を設立した」と説明している。
「保険業界の存続や発展には『人』の力が必要不可欠であり、それらをサポートするための保険流通プラットフォームを構築する」ことが同社の思い描くビジョンだとしており、「『hokan?』には、テクノロジーによる業務効率化の側面だけではなく、募集人の皆さまがプロフェッショナルとして顧客一人一人と向き合い活躍できる環境を作る役割をも有していると自負している。CIENにおいても、『人を支えるための保険流通プラットフォーム構築』という目指すべきビジョンの軸は変わらず、保険業界のさらなる発展に貢献していけるよう、関連企業に従事する『人』を支援するためのさまざまなサービス展開を行う」としている。