Ｔ＆Ｄフィナンシャル生命は９月１日から、「生涯プレミアムワールド６」（正式名称：無配当終身保険（積立利率更改・Ⅲ型）／無配当外国為替連動型終身保険（積立利率更改・通貨選択Ⅴ型）を発売した。市場環境の変化を踏まえて、円ならではの安心感で備える「生涯プレミアムジャパン」シリーズと、海外の金利と為替を活用する「生涯プレミアムワールド」シリーズを一体化させ、より幅広い顧客ニーズに応えられようにリニューアルした。
　「生涯プレミアム」シリーズは「自身でつかうお金」を受け取りながら「家族にのこすお金」を準備することをコンセプトにした一時払終身保険。
　「生涯プレミアムワールド６」には「積立コース」「定期支払コース」があり、どちらのコースも円、米ドル、豪ドルから通貨を選ぶことができる。契約時の初期費用、為替手数料はかからない。
　「積立コース」は、毎年の追加額（円貨の追加額＝基本保険金額×積立利率、外貨の追加額＝基本保険金額×積立利率×為替変動率）を累積追加額に加算しつつ、生涯の死亡保障を確保していくコースで、累積追加額は円でいつでも払い出すことができる。
　「定期支払コース」は毎年、　円で定期支払金額を受け取りながら、生涯の死亡保障を確保していくコースで、契約１年後から毎年定期支払金額が指定口座に振り込まれる。
　選ぶ通貨に応じた機能の選択や保障の充実があり、円貨を選ぶと、基本保険金額が２０００万円以上の場合に積立利率が上乗せされ、追加額・定期支払金額をふやすことができる。
　外貨で選ぶことができる機能／保障としては、契約日から一定期間、死亡保険金は基本保険金額と同額が円で最低保証される「保険金最低保証特約」と、目標値到達により目標値以上を円で確保することができる「目標値到達時終身保険移行特約」がある。
　また、円貨でも外貨でも選べる機能／保障には、公的介護保険制度の「要支援１」以上に認定または「認知症」と診断確定された場合、解約払戻金を原資として、介護認知症年金（一括受取も可）を受け取ることができる「介護認知症年金支払移行特約」や「指定代理請求特約」がある。
　同商品の９月１日時点での販売金融機関は、▽紀陽銀行▽きらやか銀行▽埼玉縣信用金庫▽三十三銀行▽大光銀行▽第四北越銀行▽千葉興業銀行▽名古屋銀行▽百五銀行▽福井銀行▽山梨中央銀行―の合計１１金融機関。
　Ｔ＆Ｄフィナンシャル生命では今後も引き続き、顧客の視点に立ち、顧客にとって魅力的な商品・サービスの提供に努めていくとしている。