2024.07.18 メディケア生命 従来商品を全面リニューアルし求めやすい価格に 限定告知型医療終身保険「新メディフィットRe」発売 特約ラインアップも大幅拡充

 メディケア生命は7月2日から、これまでの限定告知型医療終身保険(無解約返戻金型)「メディフィットRe(リリーフ)」を全面リニューアルした「新メディフィットRe(リリーフ)」(正式名称:限定告知型医療終身保険(無解約返戻金型)(24))の販売を開始した。
 メディケア生命が2013年10月に発売した限定告知型医療終身保険(無解約返戻金型)「メディフィットRe」は、持病や病歴がある人でも申し込みできる医療保険として、累計販売件数が19万件を超え、好評を得てきたという。
 今回、商品魅力をさらに高め、主力商品である医療終身保険(無解約返戻金型)(20)「新メディフィットA(エース)」に準じた保障内容とし、特約ラインアップも大幅に拡充する改定を行った。これにより、加入にあたって健康状態に不安を感じる人でも、まず「新メディフィットA」に申し込み、加入できなかった場合には保障内容の近い「新メディフィットRe」に切り替えて申し込めるようにした。また、保険料率についても全面的に見直しを行い、幅広い年齢層でより求めやすい保険料とした。契約年齢の下限もこれまでの20歳から18歳に引き下げた。
 主契約で保障する災害入院給付金、疾病入院給付金には、30日型、60日型、120日型がある。「初期入院10日給付特則」の適用により、10日以内の入院の支払金額は一律10日分となり、「特定3疾病入院無制限給付特則」の適用により、特定3疾病による入院は支払日数無制限となる。また、手術給付金、放射線治療給付金、骨髄移植給付金、骨髄ドナー給付金の保障は、Ⅰ型、Ⅱ型、「なし」とあり、「外来手術増額特則」の適用により、外来手術の支払金額を増額する。
 特約として、▽限定告知型先進医療・患者申出療養特約(24)(先進医療・患者申出療養給付金、先進医療・患者申出療養一時給付金)▽限定告知型先進医療特約(24)(一部のチャネルのみ)(先進医療給付金、先進医療一時給付金)▽限定告知型入院一時給付特約(24)(入院一時給付金)▽限定告知型通院治療特約(通院治療給付金)▽限定告知型抗がん剤治療特約(抗がん剤治療給付金、自由診療抗がん剤治療給付金)▽限定告知型がん診断特約〈Ⅰ型/Ⅱ型〉(がん診断給付金)▽限定告知型特定3疾病一時給付特約〈Ⅰ型/Ⅱ型〉(がん一時給付金、心疾患一時給付金、脳血管疾患一時給付金)▽限定告知型特定3疾病保険料払込免除特約〈Ⅰ型/Ⅱ型〉▽限定告知型損傷特約〈Ⅰ型/Ⅱ型〉(特定損傷給付金、重度特定損傷給付金(80歳まで)、熱中症給付金、損傷通院治療給付金(Ⅱ型の場合)―と九つの特約が拡充された。
 必須の告知項目は、(1)最近3カ月以内に「医師に入院・手術・先進医療・患者申出療養をすすめられたこと」があるか(2)過去5年以内に、がん、肝硬変、統合失調症、認知症で「医師の診察・検査・治療・投薬をうけたこと」があるか(3)過去2年以内に「入院をしたこと」または「手術をうけたこと」があるか(同社所定の対象外の病気やケガによる入院・手術は含まない)―の三つ。
 加えて、限定告知型抗がん剤治療特約、限定告知型がん診断特約、限定告知型特定3疾病一時給付特約、限定告知型特定3疾病保険料払込免除特約、限定告知型損傷特約を付加する場合は、それぞれ追加告知項目が設定されている。
 主契約で日額5000円、60日型、Ⅰ型(特則適用なし)、特約で限定告知型先進医療・患者申出療養特約(24)と限定告知型入院一時給付特約(24)(保険金額5万円)を付加すると、手術給付金(入院中)は10倍保障、同(外来)は5倍保障で、入院一時給付金が5万円給付されるが、これまでは先進医療給付金、先進医療一時給付金について初年度半額給付だったところが、先進医療・患者申出療養給付金、先進医療・患者申出療養一時給付金について初年度から全額給付となる。以上の設定で、終身払いの月払保険料例は、30歳男性2775円(現行との差▲480円)、同女性3255円(同▲235円)、40歳男性3320円(同▲590円)、同女性3305円(同▲415円)、50歳男性4255円(同▲645円)、同女性3820円(同▲575円)、60歳男性5630円(同▲720円)、同女性4900円(同▲550円)、70歳男性7980円(同▲500円)、同女性6890円(同▲380円)―となり、50歳男性で645円、同女性で575円の保険料引き下げとなる。