2024.07.17 チューリッヒ生命 保険料抑えライフプランに合わせ活用、低解約払戻金型終身保険「終身保険プラチナ」発売

 チューリッヒ生命は7月2日、保険料を抑えながらライフプランに合わせた保障の活用が可能な「終身保険プラチナ」(正式名称:低解約払戻金型終身保険)の販売を開始した。販売チャネルは、募集代理店、インターネット、通信販売の予定。
 「終身保険プラチナ」は、低解約払戻金期間(保険料払込期間)中の解約払戻金を、低解約払戻金型としなかった場合の解約払戻金額の70%相当額に抑えることで保険料を割安としたもの。さらに、「3大疾病保険料払込免除特約(Z02)」を付加することで、3大疾病(ガン、所定の心疾患または所定の脳血管疾患)で所定の状態になった際に、以後の保険料の払い込みを免除する。
 主契約で支払う死亡・高度障害保険金の保険金額は、100万円から最大3億円まで100万円単位で設定が可能。高度障害保険金は、被保険者が責任開始期以後の傷害または疾病を原因として所定の高度障害状態に該当したとき支払い、被保険者が責任開始期以後に発生した不慮の事故による傷害を直接の原因として180日以内の保険料払込期間中に所定の身体障害の状態に該当したときは、保険料の払込を免除する。リビングニーズ特約は自動付帯で、余命6カ月以内と判断された場合、保険金の全部または一部を支払う。
 3大疾病保険料払込免除特約(Z02)を付加する場合の死亡・高度障害保険金の保険金額は500万円まで設定可能で、(1)ガン(悪性新生物・上皮内新生物)の場合は診断確定(2)心疾患の場合は、急性心筋梗塞で入院または手術、急性心筋梗塞以外の心疾患(慢性リウマチ性心疾患、虚血性心疾患、肺性心疾患及び肺循環疾患、その他の型の心疾患)で継続20日以上の入院または手術(3)脳血管疾患の場合は、脳卒中で入院または手術、脳卒中以外の脳血管疾患で継続20日以上の入院または手術―がそれぞれ払込免除事由となる。
 同商品の取り扱いは、契約年齢が満0歳~満75歳(3大疾病保険料払込免除特約(Z02)を付加した場合は満6歳~満75歳)、保険期間は終身、保険料払込期間は15年または60歳、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、終身―。保険料払込方法は月払または年払で、保険料払込経路は口座振替またはクレジットカード支払。
 保険金額100万円、保険料払込期間90歳満了の場合の月払保険料例は、30歳男性1648円、同女性1509円、40歳男性2087円、同女性1879円、50歳男性2783円、同女性2449円、60歳男性3989円、同女性3414円、70歳男性6443円、同女性5398円となっている。
 なお、「終身保険プラチナ」は変換制度の利用が可能となっており、同社所定の契約(「無解約払戻金型定期保険(非喫煙優良体型)(標準体型)」「無解約払戻金型定期保険(非喫煙優良体型)(標準体型)(Z02)」「無解約払戻金型定期保険(Z03)」)から、「保険契約の変換に関する特約」を変換後の契約に付加することで、既存の契約を解約し、新たに無告知・無診査で「終身保険プラチナ」に変換することができる。変換の際は、▽保険金額が既存契約の保険金額以下であること▽契約日(復活日)より解約までの有効継続期間が3年以上あること▽解約の日から被変換契約の保険期間満了日(更新が可能な場合、更新が行われたとした場合の更新後の保険期間満了日)までの期間が2年以上あること▽保険料の払込免除事由に該当していないこと▽特別条件(特定障害不担保)が付されていないこと▽失効していないこと―が条件となる。