2024.02.15 あいおいニッセイ同和損保 既存4アプリを統合、顧客接点を強化 「あいおいニッセイ同和損保アプリ」提供
あいおいニッセイ同和損保は1月24日、顧客への新たな価値提供の一環として、商品ごとに提供していたアプリを統合し、利便性・視認性を向上させた新アプリ「あいおいニッセイ同和損保アプリ」の提供を開始した。
同社はデジタル活用により顧客との接点の在り方を改革し、CSV×DXのさらなる進展を目指した取り組みを行っている。その一環として、顧客や代理店・扱者の声を生かし、商品ごとに提供しているアプリを統合し、利便性・視認性を向上させることで、顧客とのデジタル接点を強化し新たな価値提供を行うことにした。
新アプリ「あいおいニッセイ同和損保アプリ」は、次の四つのアプリの機能を統合した。「タフ・見守るクルマの保険プラスS」「タフ・見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)」「タフ・つながるクルマの保険」「タフ・すまいの保険」―の四つで、「タフ・見守るクルマの保険プラスS」は既存のアプリがアップデートされそのまま利用することができ、その他のアプリは、新アプリを新たにインストールすることで利用することができる。
新アプリの主な機能では、契約関連手続きや事故報告、各種問い合わせ等を24時間365日オンライン上でアクセス可能とし、顧客の利便性向上とともに代理店・扱者の業務効率化にもつながるようにした。また、cmapアプリやGOアプリとも連携した。
特長として、①視認性の向上②手続きや問い合わせに関する導線を集約③複数の契約を一元管理④役立つコンテンツを集約―の4点を挙げており、①では、生体認証(顔認証・指紋認証)でログインができる他、自動車保険トップ画面に安全運転スコアが表示され、新アプリを開けばすぐに最新の安全運転スコアが確認できる。
②では、契約の内容や事故対応の進捗状況の確認等をアプリから確認でき、また、各種問い合わせや契約変更等の手続きがチャットボットでも可能になる。さらに、緊急時の電話に加え、24時間365日新アプリを通じて事故発生の連絡を行うことができる。
③では、自動車保険と火災保険の間で、各機能のスムーズな切替ができる。自動車保険に複数加入している場合も、簡単に各商品の表示画面に遷移できる。
④では、cmapアプリやGOアプリと連携し、天気予報・防災情報の確認やタクシー配車サービス等の便利な機能が利用できる。
同社では新アプリを中心に、顧客と代理店・同社の双方向のつながりを強化し、顧客のさらなる利便性向上や付加価値サービスを提供していくとしており、今後も新アプリを進化・アップデートさせ、顧客の困りごとに応じて役に立つ情報をタイムリーに提供することなど、顧客一人ひとりにカスタマイズされたアドバイスやサポートをさまざまなパートナーと連携して提供していくとしている。