2024.01.12 大同生命 「より大きな割引率」「より広い適用対象」、新優良体割引特約発売
大同生命は、高齢者を含むすべての経営者が必要な保障を確保しやすくするため、現行の健康体割引特約よりも「割引率が大きい保険料率」と「割引適用対象が広い保険料率」の二つの料率区分を兼ね備えた「優良体割引特約」を開発。健康体割引と併せて、新たに「健康エール割」として12月1日から販売を開始した。更新時に新たに適用することも可能で、加入期間を通じて「健康エール割」の適用を目指してもらうことで、定期的な健診や日々の健康管理のきっかけづくりにつなげる。
東京商工会議所リサーチの調査によると、現在、少子高齢化や労働人口の減少に伴い、中小企業経営者の約6割が60歳以上だという。一方、一般に加入時の年齢が高齢になるほど保険料は高くなるため、高齢の人ほど本来必要となる保障の確保が難しくなる傾向にある。こうした背景を踏まえ、同社は「健康エール割」を開発した。
健康エール割は、同社主力商品の「Rタイプ(無配当年満期定期保険(無解約払戻金型))」と「Dタイプ(無配当逓減定期保険)」に付加可能な特約で、①より低廉な保険料で保障を確保(優良体A保険料率)②より多くの人に保険料割引を適用(優良体B保険料率)③保険加入後の健康管理をサポート―が特長。
優良体A保険料率は、日々健康管理を行っている人の健康維持・改善を後押しするため健康診断結果表の提出を加入要件とし、加入時および更新時に健康診断結果表を提出してもらい、血圧や血液検査結果等が同社所定の基準を満たす場合に、従来の健康体割引特約よりも割安な保険料で保障を提供する。加入時だけでなく更新時にも適用することができる。優良体B保険料率は、割引率は優良体A保険料率よりも小さいが、優良体A保険料率よりも多くの人に低廉な保険料で保障を提供できるよう適用基準(血圧値・BMI)を優良体A料率より緩和している。
また、死亡やケガ・病気で働けなくなった場合の経済的リスクに備えた保障の提供に加え、日々の健康管理や病気の予防、早期発見などに役立つ「健康支援サービス」を提供。健康診断の受診や日々の健康管理を支援する「KENCO SUPPORT PROGRAM(ケンコウ・サポート・プログラム)」など同社が提供する各種健康支援サービスにより加入後の健康管理をサポートする。
主な健康支援サービスには、▽KENCO SUPPORT PROGRAM(提供㈱バリューHR、企業の健康経営を支援するプログラムを提供)▽人間ドック紹介サービス(提供㈱バリューHR、全国約1000カ所の提携医療機関から紹介・予約が可能)▽健康ダイヤル(提供ティーペック㈱、24時間年中無休で利用可能な電話相談窓口)▽Welbyマイカルテ(提供㈱Welby、生活習慣病を予防・改善をスマートフォンアプリでサポート)―がある。
保険料例は、保険金額1億円(Dタイプは基本保険金額)、保険期間5年、口座振替月払の場合で、Rタイプの優良体A料率50歳男性が2万6900円(割引適用なしの場合の保険料との比較69.5%)、同女性が2万1400円(同75.9%)。優良体B料率の50歳男性が3万1300円(同80.9%)、同女性が2万4400円(同86.5%)。Dタイプ優良体A料率50歳男性が2万4400円(同70.3%)、同女性が1万9500円(同76.2%)。優良体B料率の50歳男性が2万8200円(同81.3%)、同女性が2万2200円(同86.7%)。
なお、「Rタイプ(無配当年満期定期保険(無解約払戻金型))」「Dタイプ(無配当逓減定期保険)」の主な取扱基準は、Rタイプが加入年齢20~75歳、保険金額3000万円以上、Dタイプが加入年齢31~75歳、保険金額3500万円以上(基本保険金額で判定)―となっている。